【FC東京vsC大阪プレビュー】ホーム戦2連勝で勢いに乗りたいFC東京…C大阪は敵地で3年ぶりの白星を狙う

【FC東京vsC大阪プレビュー】ホーム戦2連勝で勢いに乗りたいFC東京…C大阪は敵地で3年ぶりの白星を狙う

[写真]=鈴木颯太朗、金田慎平

■FC東京 一瞬の隙も許されない展開の中、自分たちの戦い方を貫けるか



【プラス材料】
 リーグ開幕戦は「本来の自分たちを見せることができなかった」とDF森重真人は振り返ったが、その状況でも我慢強く戦い、森重自身がゴールをマーク。簡単には諦めず、引き分けに持ち込んだことをプラスと捉えたい。

 また、失点は浦和レッズのセットプレーからによるもので、守備面に大きな綻びはなかった。新加入で初先発したMF渡邊凌磨のゴールに向かう強い姿勢、途中出場のFW永井謙佑やMF三田啓貴らがリズムを変えたことは明るい材料となるはずだ。

 続いて3日に行われたJリーグYBCルヴァンカップでは、メンバーをフルターンオーバー。辛勝とも言える内容だったが、本拠地『味の素スタジアム』での開幕戦に勝ちきったこともプラスか。セレッソ大阪とのホームゲームは2019年、2020年と2連勝中。味スタで戦えることを強みとしたい。

【マイナス材料】
 全体の動きがどこか重く、チームコンディションが万全でなかったかったことはマイナス材料だ。

 また、森重が「どうやってボールを奪いにいくのかが連動せず、ちぐはぐになった」と省みるように、なかなか相手ボールを奪うことができず、奪った後にもミスが散見されたことも気がかりな要素。本来であれば守備からリズムが作り、素早く攻撃につなげるのがFC東京のスタイルだが、それができなかったことが気になる。

 C大阪は好調のFW大久保嘉人らを擁しており、試合は一瞬たりとも気が抜けない展開になるはず。パスの供給源でもあるMF清武弘嗣らに対する守備、鋭い前線への飛び出しに対して競り負けてしまうと、失点は免れないだろう。

文:totoONE編集部

■セレッソ大阪 古巣対決に臨む大久保のコンディションが気になるところ



【プラス材料】
 柏レイソルとの開幕節で決勝ゴールを挙げたFW大久保嘉人は、水曜日に前倒しで開催された第11節の川崎フロンターレ戦でも2ゴールをマーク。決定力の高さを見せつけ、自身の持つJ1最多得点記録を「188」に更新すると同時に、チームに少なくない勢いをもたらした。

 守備面に目を向けると、プロ2年目のセンターバックDF西尾隆矢が開幕から2試合連続で先発フル出場。レヴィー・クルピ監督が「良いプレーをしてくれている」と賛辞を贈るほどの奮闘ぶりで、大きなプラス材料となった。新加入の実力者2人、DF進藤亮佑(北海道コンサドーレ札幌から加入)とDFダンクレー(ヴィッセル神戸から加入)がこのまま若手の後塵を拝すとは考えられない。センターバックを巡るポジション争いの激化は、指揮官にとって“うれしい悩み”になっている。

 38歳の大久保、19歳の西尾がクルピ監督率いる新生セレッソを盛り立てており、他の選手たちもその2人から大きな刺激を受けている。“新たな主役”の登場にも期待したい。

【マイナス材料】
 水曜日の川崎F戦から中2日と厳しい日程で迎えるため、ターンオーバーに踏みきる可能性も捨てきれない。とりわけ大久保のコンディションについて、クルピ監督は「慎重に見極める必要がある」と言及しており、ベンチスタートとなる可能性もある。

 2−3で敗れた川崎F戦は、一対一や空中戦、球際といった“個の勝負”で後手を踏むシーンが目についた。昨季王者が相手だったとはいえ、その部分を改善しない限り、勝利は見えてこない。

 昨季は0−2、2019年は0−3と近年の『味の素スタジアム』でのFC東京戦は相性がよくないが、アウェイ連戦を連敗で終えるわけにはいかない。リーグ戦3試合目にして、ひとつの分岐点になり得る厳しい試合。チーム全体で乗り越えられるか。

文:totoONE編集部

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