昨夏に現役引退のフンテラール氏、古巣アヤックスのスタッフに就任

昨夏に現役引退のフンテラール氏、古巣アヤックスのスタッフに就任

アヤックスのテクニカルスタッフに加わったフンテラール氏 [写真]=Getty Images

アヤックスは13日、元オランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラール氏がテクニカルスタッフに加わったことを発表した。

 アヤックスでは今年2月にスポーツディレクター(SD)を務める元オランダ代表のマルク・オーフェルマルス氏が長期間にわたって複数の同僚の女性に対して不適切なメッセージを送っていたことが発覚し解任されて以降、同役職の仕事は一時的にエリック・テン・ハフ監督とテクニカルマネージャーのゲリー・ハムストラ氏が担っていたが、フンテラール氏がこれらのサポートをすることになるという。

 また、アヤックスはフンテラール氏が2022年7月1日からピッチ外での新たな役割をさらに発展させていくための講習を受けることも発表した。なお、同氏とは2024年7月1日までの契約を締結。さらに同クラブは2022年夏に新しいSDを招へいすること目標としていることを明らかにした。

 古巣のテクニカルスタッフに就任したフンテラール氏はアヤックスのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「私は常にクラブのピッチ外で起こっていることに興味があり、この分野での知識を広げたいと思っている。アヤックスがその道を提供してくれたおかげでそれが可能となった。戻ってくることができて嬉しく思っているし、今後の期間で何が起きるかにはとても興味がある」

「私はコーチングの卒業証書にも取り組んでいる。そのコースで得られた知識はアヤックスで行うことにも役立つだろう。また、今ある組織と協力して、私の考えていることで貢献できることを楽しみにしているが、それだけではなく、さらに発展させたいとも思っている」

 また、最高経営責任者(CEO)を務めるエドウィン・ファン・デル・サール氏は「彼がシャルケに移籍して以降、常に連絡をとっていた。私たちは彼の興味と、最終的にはプロクラブでテクニカルダイレクターを務めるという彼の野心を知っていた」とコメント。すでにフンテラール氏が何度か会議などの舞台裏に参加していることも明かしつつ、「クラース・ヤンの素晴らしいところは彼がトップレベルの国際サッカーを知っていて、物事を慎重に考え、彼自身の明確な意見を持っていることだ。彼にとっては新しい役職となるが、すぐに違いが生まれることを私は確信している」と今後の活躍に期待を寄せた。

 現在38歳のフンテラール氏は2002年にPSVでプロデビューを果たし、アヤックスやレアル・マドリード、ミランなどでもプレー。2010年夏から2017年夏にかけては、元日本代表DF内田篤人氏とともにシャルケで活躍した。

 その後アヤックスに復帰した同氏は、2020−21シーズン限りでの現役引退を表明。今年1月にはシャルケへと復帰したものの、シャルケの降格を食い止めることはできず、同シーズン終了後に契約満了で退団していた。一時は現役続行も噂されていたが、古巣アヤックスのスタッフに加わることが発表された。

関連記事(外部サイト)