セクハラ騒動から1カ月半で現場復帰…新TD就任のアントワープ、スポンサーが撤退を発表

セクハラ騒動から1カ月半で現場復帰…新TD就任のアントワープ、スポンサーが撤退を発表

アントワープのTDに就任したオーフェルマルス氏 [写真]=ANP Sport via Getty Images

MF三好康児が所属するアントワープのスポンサーである『Select Group』が、同クラブとの関係終了を発表した。24日にベルギー紙『Het Laatste Nieuws』が伝えている。

 アントワープは今月21日、元オランダ代表FWマルク・オーフェルマルス氏を新たなテクニカルディレクター(TD)に招へい。同氏は2012年からアヤックスでスポーツディレクターを務めていたが、長期間にわたって複数の同僚女性に対して不適切なメッセージを送っていたことが発覚し、2月6日に退任していた。わずか1カ月半での現場復帰は物議を醸しており、『セレクト・グループ』はアントワープと来シーズンの契約を結ばないことを決断した。

「この決定には非常に驚いています。アントワープのパートナーでありスポンサーである私たちは、事前に相談も連絡も受けませんでした。最近、一線を越えた行動を繰り返していると非難され、現在オランダで独立した調査を受けているオーフェルマルス氏を起用するという選択は、私たちSelect Groupの価値観や基準に真っ向から反するものです」

「しかし我々は、すべての人間が意識的な自省の期間を経て、周囲からの理解を得ることができると同時に、セカンドチャンスに値すると心から信じています。したがって、記者会見において、アントワープの経営陣もオーフェルマルス氏自身も、この自省の過程と得られた洞察を、冷静に、穏やかに、慎重に語る時間をとらなかったことを深く残念に思います」

「したがって、Select Groupとして、我々は2022−23シーズンのアントワープとのパートナーシップを更新しないことを決定しました」

 また、ユニフォームの肩甲骨部分にロゴを掲載している『Heylen Vastgoed』の関係者もオーフェルマルス氏の就任には驚きを持って反応。「今のところ、我々としての立ち位置を取るのは難しい。彼のサッカー復帰の早さについて、みんなが驚いているのは理解している。クラブと会長が良い評価を下すことを願っている」と慎重な姿勢を示していた。

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