日本代表、予選最終戦はベトナムとドロー…先制許すも主将・吉田麻也が同点弾

日本代表、予選最終戦はベトナムとドロー…先制許すも主将・吉田麻也が同点弾

日本ドロー DF吉田が同点弾

日本代表、予選最終戦はベトナムとドロー…先制許すも主将・吉田麻也が同点弾

日本代表とベトナム代表が対戦した [写真]=金田慎平

FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選グループB最終節が29日に行われ、日本代表とベトナム代表が対戦した。

 24日に行われた前節オーストラリア代表戦で2−0の勝利を収め、7大会連続7度目となるW杯出場を決めた日本代表。同試合からはスタメンを9人入れ替え、同試合で2ゴールを挙げた三笘薫が上田綺世、久保建英とともに前線でスタメン入りを果たした。旗手怜央が先発でA代表デビューを飾り、柴崎岳、原口元気とともに中盤を形成。DFラインでは引き続きスタメンの山根視来と吉田麻也に加え、谷口彰悟と中山雄太も並んでいる。また、ゴールマウスには川島永嗣が立った。

 入場制限が撤廃され、試合会場となった『埼玉スタジアム2002』には多くの観客が詰め寄せた。ホームサポーターの後押しを受ける日本だが、やり慣れないメンバーで戦っていることもあってか選手同士の距離感が悪く、序盤からベトナムのプレッシャーに苦しんでボールが上手くつながらない。

 試合の均衡が破れたのは19分、ベトナムが先制する。左コーナーキックからグエン・コン・フォンがインスイングのボールを送ると、マークを外したグエン・タイン・ビンが頭で合わせて押し込んだ。

 追いかける展開となった日本はボールを握るものの、ベトナムが敷く5−4−1のブロック攻略に手を焼き続ける。36分には柴崎が鋭いパスを通し、ペナルティエリア手前で受けた原口が右足を振り抜くが、ゴール左下を狙ったシュートはわずかに枠を外れる。

 ビハインドで折り返した日本は、ハーフタイムで旗手に代えて伊東純也を投入。久保をトップ下に置き、4−2−3−1へとシステムを変更する。

 停滞感を打ち破ったのは、頼れるキャプテンだった。54分、吉田が自陣でのボール奪取からドリブルで前進し、左に流れた久保へと展開。久保がグラウンダーで折り返すと、ペナルティエリア手前でボールを収めた原口が右足を振り抜く。シュートは相手GKに防がれるが、攻め残っていた吉田がこぼれ球に反応して押し込んだ。吉田は2019年10月のモンゴル代表戦以来、代表通算12ゴール目となった。



 61分には、柴崎、原口、久保を下げ、田中碧、守田英正、南野拓実を投入。攻撃のテンポを上げ、ベトナムを揺さぶり続ける。70分には上田のシュートが南野に当たってゴール前にこぼれ、反応した田中がネットを揺らすが、主審のオンフィールドレビューによって得点は取り消される。

 78分、日本に絶好機が訪れる。コーナーキックの流れから守田がクロスを送る。谷口が頭で合わせると、シュートは相手GKと右のポストに当たってゴール前にこぼれる。反応した吉田が左足で流し込もうとしたが、枠に飛ばすことはできなかった。

 その後も押し込む日本は88分、後方からのロングボールを田中が頭で折り返し、上田が合わせてネットを揺らす。しかし、オフサイドで得点は認められない。

 試合はこのまま終了し、1−1のドローに終わった。日本のグループB首位通過は確定せず、この後に行われるサウジアラビア代表vsオーストラリア代表の結果次第で決まることになった。なお、カタールW杯の組み合わせ抽選会は4月1日に行われる。

【スコア】
日本代表 1−1 ベトナム代表

【得点者】
0−1 19分 グエン・タイン・ビン(ベトナム)
1−1 54分 吉田麻也(日本)

【スターティングメンバー】
日本代表(4−3−3)
川島永嗣;山根視来、吉田麻也、谷口彰悟、中山雄太;柴崎岳(61分 田中碧)、原口元気(61分 守田英正)、旗手怜央(46分 伊東純也);久保建英(61分 南野拓実)、上田綺世、三笘薫

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