ガットゥーゾ新監督、バレンシアの復権へ意欲「負け組になりかけの選手と働きたい」

ガットゥーゾ新監督、バレンシアの復権へ意欲「負け組になりかけの選手と働きたい」

バレンシアの監督に就任したガットゥーゾ [写真]=Getty Images

バレンシアの新監督に就任したジェンナーロ・ガットゥーゾ氏が、新天地での挑戦を前にコメントした。9日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 2021−22シーズンのバレンシアはラ・リーガを9位で終え、コパ・デル・レイ(国王杯)では惜しくも準優勝。来季の欧州カップ戦出場権を獲得できず、昨年夏からチームを率いていたホセ・ボルダラス前監督を1年で解任し、9日にガットゥーゾ新監督の就任を発表していた。

 ガットゥーゾ氏はバレンシアにやってきた経緯を問われると、「4月には問い合わせがあっただけだった。しかしその月から8〜10試合ほどを見たら、私は明確にこのチームを良くしたいと思い始めたんだ」と思いを説明。「(スペイン代表DF)ホセ・ガヤ、(同MF)カルロス・ソレール、(ポルトガル代表FW)ゴンサロ・グエデスの3選手を重要性を確信した」としつつ、「質の高く興味深い若手が複数いる」と現有戦力について言及した。

 また、ここ数年は特に苦しんでいるバレンシアの財政事情については、「(クラブ会長のピーター・)リムは私に、強制的な形で選手を売却する必要があるとは言っていないし、彼らが私を騙そうとしているようにも思わないね」と述べている。

 さらに、自身が求めている選手のタイプを聞かれると、「失敗してしまった選手、負け組になりかけている経歴の選手と働けたらいいね。私はそのような経歴の選手が好きなんだ。バレンシアは本当にそのような選手たちを信じることができるし、彼らは意欲を持ってやってくるだろう」と口に。『マルカ』は、ジョフレイ・コンドグビアやジェイソン・ムリージョ(インテルから加入)、フランシス・コクラン(アーセナルから加入)、そしてグエデス(パリ・サンジェルマンから加入)ら、ビッグクラブからやってきた選手が活躍した事例が頭にあると伝えた。

 ガットゥーゾ氏は現役時代にミランやイタリア代表で活躍。シオン(スイス)で選手兼監督として指導者キャリアを歩み始め、2017年夏にアンダーカテゴリーの監督としてミランに復帰すると、2017年11月にトップチームの指揮官に昇格して2018−19シーズン終了までロッソネリを率いた。また、2019年12月にはナポリの監督に就任し、2020−21シーズン終了までチームを率いた。

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