チェルシー、“女帝”グラノフスカヤ氏の退団も決定…敏腕ディレクターとして活躍

チェルシー、“女帝”グラノフスカヤ氏の退団も決定…敏腕ディレクターとして活躍

退任が決定したグラノフスカヤ氏 [写真]=Getty Images

チェルシーは22日、取締役会およびそのほかの経営陣が交代したことをクラブ公式サイトで発表。これに伴い、マリーナ・グラノフスカヤ氏が取締役の座から退くことも決定した。

 ロシア系カナダ人のグラノフスカヤ氏は1997年にモスクワ州大学を卒業し、1997年にロマン・アブラモヴィッチ氏が所有していた石油会社シブネフチ(現ガスプロムネフチ)に入社した。2003年にチェルシーがアブラモヴィッチ氏によって買収されると、それからほどなくしてロンドンへ移住。過去18年にわたりアブラモヴィッチ氏のシニア・アドバイザーを担当し、同氏の資産を管理してきた。2010年からはオーナー代理や役員のサポートを行い、2013年よりチェルシーの取締役に就任。選手の移籍や契約で辣腕を振るい、2018年には『フォーブス』誌の「国際スポーツ界で最も力を持つ女性」5位にランクイン。2021年は「欧州サッカーにおける最優秀クラブディレクター賞」を受賞した。

 しかし、ウクライナ・ロシア情勢による影響でアブラモヴィッチ氏はチェルシーを手放すことを決断し、先月末にトッド・ベーリー氏ら率いるグループによる買収が成立。グラノフスカヤ氏はブルース・バック会長とともに、今夏にクラブの経営陣から離れることになった。

 また、チェルシーの取締役会の新会長には新オーナーのベーリー氏が就任することが決定。さらに、同氏は正式な後任を指名するまでの間、暫定的にスポーツ・ディレクターを務めることも発表されている。なお、今夏の移籍期間中は、移行をサポートするための必要な範囲でベーリー氏とクラブに協力することでグラノフスカヤ氏と合意していることも明らかになっている。

 長年クラブに貢献してきたグラノフスカヤ氏に対し、ベーリー氏は「我々は、マリナの長年にわたるクラブへの貢献に感謝するとともに、彼女の今後の冒険での最高の活躍を祈っている」とコメントを発表している。

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