22歳のハーランドはマンC初陣でいきなりゴール! 世界屈指の点取り屋が22歳だった頃は?

22歳のハーランドはマンC初陣でいきなりゴール! 世界屈指の点取り屋が22歳だった頃は?

世界屈指の点取り屋の22歳当時 [写真]=Getty Images

ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドがマンチェスター・Cデビュー戦でゴールを記録した。今夏ドルトムントからマンチェスター・Cに移籍したハーランドは、新たなチームメイトたちと共にアメリカでのプレシーズンツアーに参加。現地時間20日に行われたクラブ・アメリカ戦はコンディションの問題で出場が見送られたが、23日のバイエルン戦では先発出場。12分にイングランド代表FWジャック・グリーリッシュの折り返しにハーランドが合わせたゴールが決勝点となり、マンチェスター・Cが1−0で勝利した。
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 バイエルン戦の2日前に22歳の誕生日を迎えたばかりのハーランドだが、前所属のドルトムントで決めた86ゴールを含め、既にクラブキャリアで通算150ゴール以上も決めている。チャンピオンズリーグ(CL)では23ゴールを記録しているが、22歳になる前に決めた得点数としては、フランス代表FWキリアン・エンバペ(21)やアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(17)を上回り、CL史上最多とのこと。
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 そんなハーランドが22歳になったことを記念して、イギリスメディア『ミラー』は世界トップクラスの“点取り屋”たちが、同年齢だった頃の様子を紹介している。

[写真]=Getty Images

※()内は現在の年齢/現所属クラブ
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■リオネル・メッシ(35歳/パリ・サンジェルマン)


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 ハーランドと同じく、世界が注目するトッププレイヤーとして22歳の誕生日を迎えたのはリオネル・メッシだ。13歳からバルセロナの下部組織に所属し、17歳でトップリーグのデビューを果たしたメッシ。18歳でアルゼンチン代表デビューも飾ったファンタジスタは、21歳の時に2度目のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を達成。マンチェスター・Uとの対戦となった決勝ではゴールも記録し、ビッグイヤー獲得の立役者となった。
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 2009年6月に22歳となったメッシは同年12月に、その先7度も受け取ることになるバロンドールを初受賞。2009−10シーズンにはリーグ戦だけで34ゴール、公式戦で47得点を記録した。24歳で迎えた2011−12シーズンにはリーガ史上最多となる50ゴールを決め、公式戦では73ゴールをマーク。翌年も公式戦60ゴールを記録し、22歳から26歳まで4年連続でバロンドールを獲得した。34歳でパリ・サンジェルマンに移籍するまでバルセロナ愛を貫いたメッシ。クラブ史上最多となる778試合に出場して、更新不可能な672得点という歴代最多得点記録を残している。
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■クリスティアーノ・ロナウド(37歳/マンチェスター・U)


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 スポルティングからマンチェスター・Uに移籍したのは18歳の時。栄光の背番号7を託されたクリスティアーノ・ロナウドは、シーズン途中に22歳となった2006−07シーズンに初めてプレミアリーグでの優勝を経験。22歳で開幕を迎えた2007−08シーズンは、同リーグで31ゴールを決めて得点王に輝き、リーグ連覇の立役者となった。
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 2007年、2008年と2年連続でプレミリーグ、PFA、FWAの年間最優秀選手賞をトリプル受賞したポルトガル代表FWのバロンドール初受賞は23歳の時だった。その後、世界最高選手として24歳でレアル・マドリードに移籍したC・ロナウドは、ユヴェントスへ移籍するまでの9年間で公式戦438試合に出場し、クラブ歴代最多となる451得点を記録。リーグ制覇2回と4度のCL優勝に尽力した。昨年夏にマンチェスター・Uに戻って来たC・ロナウド。マンチェスター・ダービーでのハーランドとの直接対決を楽しみに待ちたい。
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■ハリー・ケイン(28歳/トッテナム)


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 今月28日に29歳の誕生日を迎えるハリー・ケインは、22歳で迎えたシーズンに初めてプレミアリーグの得点王に輝いた。11歳でトッテナムのアカデミーに加入し、10代後半はローン移籍先で下積みを重ねたトッテナムのエース。マウリシオ・ポチェッティーノ氏が監督に就任した2014−15シーズンからレギュラーに抜擢され、同年のプレミアリーグで21ゴールを記録。イングランド代表として初めてピッチに立ったのも同シーズンの最中だった。
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 22歳で迎えた翌シーズンはリーグ戦で全試合に先発出場。25ゴールを決めて、ゴールデンブーツを獲得。さらに翌2016−17シーズンも29ゴールを決めてリーグ最多スコアラーとなり、チームをプレミア史上最高位となる2位に導いた。2020−21シーズンに自身3度目のリーグ得点王に輝いたイングランド代表の主将が、ハーランドにとって最大の個人タイトルのライバルになることは間違いないだろう。
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■モハメド・サラー(30歳/リヴァプール)


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 モハメド・サラーにとって、「22歳」は振り返りたくない1年かもしれない。19歳の時にエジプト代表でデビューを飾り、2014年1月にスイスのバーゼルからチェルシーへ移籍をした当時は21歳だったサラー。シーズン後半からの加入ながら、2013−14シーズンはプレミアリーグ10試合に出場して2得点。しかし22歳で迎えた2014−15シーズンは完全に居場所を失い、冬の移籍市場でフィオレンティーナに半年間の期限付きで移籍。2015−16シーズンもローン先のローマでプレーをし、翌年は同クラブに完全移籍を果たした。
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 イタリアで結果を出したサラーは、2017年の夏にリヴァプールの選手としてイングランドに戻って来た。25歳で迎えたリヴァプールでの1年目。プレミアリーグでは32ゴールを決めて、38試合制のシーズンにおける最多得点記録を更新し、公式戦では44ゴールをマーク。プロ選手協会(PFA)とフットボール・ライターズ協会(FWA)の年間最優秀選手賞を含め、「34個」もの個人タイトルを獲得した。翌年以降もゴールを重ね、これまで5年間で156ゴールを決めてプレミア得点王には3度も輝いているサラーはこの夏、リヴァプールと新たな3年契約を結んでいる。
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■ロベルト・レヴァンドフスキ(33歳/バルセロナ)


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 ブンデスリーガはこの夏、ハーランドに加えてロベルト・レヴァンドフスキという超スーパースターも失った。22歳の誕生日を翌月に控えた2010年7月に、ポーランドのレフ・ポズナンからドルトムントへ移籍したレヴァンドフスキ。同クラブでデビューを果たしたのは、22歳になった翌日のことだった。ユルゲン・クロップの指揮の下でドルトムントのリーグ2連覇に貢献。2014年に同国最大のビッグクラブであるバイエルンへ移籍し、加入1年目からブンデスリーガ8連覇を達成した。
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 ドルトムント時代も含め、ゲルト・ミュラーと並んで歴代最多タイとなる7度のブンデスリーガ得点王のタイトルを獲得したポーランド代表FW。ドイツでやれることを全てやり尽くしたレヴァンドフスキは、12歳離れたハーランドと同時期にブンデスリーガを離れることを決断。8月には34歳となる同選手は、バルセロナでさらなる進化を遂げることができるだろうか。
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■カリム・ベンゼマ(34歳/レアル・マドリード)


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 22歳の誕生日にバースデーゴールを決めたカリム・ベンゼマだが、キャリアで最も輝いたシーズンは34歳で迎えた昨シーズンだろう。リヨンの下部組織で育ち、17歳になってすぐにトップチームで出場機会を得たフランス代表FW。リーグ・アンで初めて得点王に輝いたのは20歳の時だった。リヨンで4度のリーグ優勝を経験したベンゼマは、21歳だった2009年夏にレアル・マドリードへ移籍。同年12月、自身22回目の誕生日に、レアル・サラゴサを相手にラファエル・ファン・デル・ファールトのアシストからゴールを決めて、6−0の勝利に花を添えた。
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 多くの選手が行き交うスペインの首都。不調に陥れば批判は避けられない環境において、自身のポジションを維持してきたベンゼマ。2021−22シーズンはリーグ戦(27得点)とCL(15得点)で自己最多となるゴール数を記録。“エル・ブランコ”の選手になって13年目にして初めて、それぞれのコンペティションで得点王のタイトルを獲得している。
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■ズラタン・イブラヒモヴィッチ(40歳/ミラン)


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 ハーランドが生まれた時には既にスウェーデンのマルメでレギュラーとしてプレーをしていたズラタン・イブラヒモヴィッチ。10月に41歳の誕生日を迎えるスウェーデン代表FWは今月18日、ミランとの契約を1年更新した。19歳でオランダの名門アヤックスと契約を交わし、所属した3年間で2度のリーグ優勝に尽力。22歳の時にユヴェントスへ移籍し、セリエA連覇を成し遂げたイブラヒモヴィッチだったが、カルチョ・スキャンダルにより、両年のスクデットは剥奪に。シーズン終了後、24歳だったイブラヒモヴィッチはインテルへ移籍した。
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 新天地でセリエAでの3連覇に貢献したストライカーはその後、バルセロナ、ミラン、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・Uと欧州の名だたるビッグクラブを渡り歩いた。2020年1月にはロサンゼルス・ギャラクシーからミランに復帰。クラブキャリアでは通算500ゴール以上、スウェーデン代表でも62ゴールを決めているハーランドの18歳先輩は、まだまだ一線を退くつもりはないようだ。

(記事/Footmedia)

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