磐田の新監督は渋谷洋樹ヘッドコーチに、選定理由も説明「積み上げてきた戦術を活かし…」

磐田の新監督は渋谷洋樹ヘッドコーチに、選定理由も説明「積み上げてきた戦術を活かし…」

磐田の新監督は渋谷洋樹ヘッドコーチに決定

ジュビロ磐田は17日、新監督に渋谷洋樹ヘッドコーチが就任することを発表した。

 明治安田生命J1リーグ第25節終了時点で最下位に低迷するジュビロ磐田は14日、伊藤彰監督と鈴木秀人トップチームマネジメント部長の解任を発表していた。新監督については様々な報道があったものの、最終的には今季開始と同時にヘッドコーチを務めていた渋谷氏が“内部昇格”する形となった。

 渋谷新監督は大宮アルディージャの育成組織およびトップチームで指導経験を積み、2010年からはヴァンフォーレ甲府のコーチ、2014年からは再び大宮のコーチを務めていた。同年8月大熊清監督の退任に伴い、大宮の指揮官に就任。自身初となるトップチームでの指揮が決まっていた。2015シーズンは明治安田生命J2リーグ優勝、翌2016シーズンは明治安田生命J1リーグでクラブ最高記録となる5位フィニッシュに導いた。2017年5月に大宮で監督の座を退いてからは、ロアッソ熊本で2シーズンにわたって指揮官を務めた。2020年からは甲府でヘッドコーチを務めており、今シーズンより磐田のヘッドコーチに就任していた。

 ジュビロ磐田はクラブ公式HPを通じてコメントを発表。「ジュビロ磐田をいつも応援していただいているファン・サポーター、スポンサーの皆様へ、本日は監督交代についてご報告いたします」と綴り、渋谷新監督を選定した理由について説明している。

「今季は昨年のJ2優勝を受け、J1での定着を目指して、明確な戦術方向性を持ち、なおかつ若手の育成に実績のある伊藤彰監督を迎えてシーズンをスタートしました。しかし第25節を終えて5勝7分け13敗、リーグ最下位という結果となってしまいました。前節の浦和戦では台風の雨の中、多くのサポーターの皆様がびしょ濡れになっても精一杯応援してくださっているにもかかわらず、チームとして気力を振り絞ってもう一度立ち向かっていく姿勢をお見せできなかったことを大変申し訳なく思っています」

「この現状を打破するために、キャンプから積み上げてきた戦術を活かし、もう一度チャレンジャーとして戦うマインドを取り戻すために渋谷洋樹ヘッドコーチに監督をお願いすることとしました。J1での監督経験もあり、ここまで積み上げた戦術に渋谷監督なりの要素と熱意を盛り込んで、しっかりチームをマネージメントし残留を勝ち取ってくれると信じています」

「今シーズン残すところ、今節の名古屋戦を入れて9試合です。残留圏15位との勝点差はわずか3です。我々はあきらめていません。ここからチームとしても選手個人としても、人生をかけた戦いが始まります。ファン・サポーターの皆様の応援で選手たちはもう一度、立ち上がります。厳しい環境ですが、熱き応援よろしくお願いします」

 また、「最後にフットボール本部の体制に関しましては、決まり次第、記者会見を開き今後の方針を説明させていただきます」と発表している。

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