ボスニア・ヘルツェゴビナがロシアとの親善試合を発表…ジェコやピアニッチから反発の声

ボスニア・ヘルツェゴビナがロシアとの親善試合を発表…ジェコやピアニッチから反発の声

ジェコ(左)とピアニッチ(右)が連盟の決定に反発 [写真]=Icon Sport via Getty Images

ボスニア・ヘルツェゴビナサッカー連盟(NFSBiH)は9日、11月にロシア代表と親善試合を行うと発表。この決定に対し、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表の主力選手たちが反発の声を上げている。9日にイギリス紙『ガーディアン』が伝えた。

 今年2月にロシアがウクライナへの侵攻を開始して以降、ロシアの代表チームとクラブチームは国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)が主催する大会から締め出されている。

 そんななか、NFSBiHはロシアサッカー連合(RFS)からのオファーを受け入れ、11月19日にサンクトペテルブルクでロシア代表と対戦すると発表した。この決定は各地で物議を醸しており、首都サラエボのベンヤミナ・カリッチ市長は「サラエボは侵略者から最も長く包囲されてきた街であり、その市長である私は、ロシアと親善試合を行うという連盟の決定を強く非難する」とSNSに投稿していた。

『ガーディアン』紙によると、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表の主力選手からも連盟に対する反発の声が上がっているようだ。インテルに所属するFWエディン・ジェコは、「僕はこの試合の開催に反対だ。僕は自分の立場を明確にする。罪のない人々が苦しんでいる中でこの試合を行うことはない。僕はウクライナの人々にとって困難な時期に彼らと連帯している」とNFSBiHを批判。

 また、先日にバルセロナからシャールジャ(UAE1部)に移籍したMFミラレム・ピアニッチも、「この決定は良いものとは言えない。言葉を失ったよ。連盟は僕が何を考えているか分かっている」と試合開催に反発している。

 なお、ロシア代表との親善試合を予定しているのはボスニア・ヘルツェゴビナ代表だけではない。RFSは先日、9月24日にキルギス代表、11月にイラン代表との親善試合をともに敵地で行うと発表していた。

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