「何が起きているかを知ることが重要」…ジンチェンコが語る“偽サイドバック”の極意
2023年06月01日 21時23分サッカーキング

“偽SB”として大きな存在感を放ったジンチェンコ [写真]=Getty Images
アーセナル所属のウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコが、自身のプレースタイルについて言及した。5月31日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。
就任4年目のミケル・アルテタ監督のもと、攻撃的かつ魅力的なサッカーを展開し、プレミアリーグで優勝争いを繰り広げたアーセナル。結果的にマンチェスター・Cの後塵を拝し、19年ぶりの優勝は叶わなかったものの、リーグ戦を2位で終え、7シーズンぶりにチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得。“名門復活”を印象付けた1年間となった。
昨年夏にマンチェスター・Cからアーセナルにやって来たジンチェンコは、左サイドバック(SB)を主戦場に公式戦通算33試合に出場し1ゴール2アシストをマーク。卓越した足元のテクニックを誇る26歳のウクライナ代表DFは、攻撃時には大きく内側にポジションを取り、中盤の選手たちと共にビルドアップや安定したボール循環をサポート。アルテタ監督の戦術における極めて重要な役割を担い、チームの躍進に大きく貢献した。
ジンチェンコのこうした動きは、巷では“偽SB”とも表されており、とりわけボール保持を重要視するチームにおいて、採用されているケースが多い。神出鬼没の動きで今シーズンのアーセナルの躍進を支えた同選手は、“偽SB”としてプレーする際の重要な要素として「周囲の状況をよく確認すること」を指摘。自身が試合中に留意している点について次のように明かした。
「セントラルミッドフィールドにいる時に重要なことは、自分の背後で何が起こっているかを知ること。そしてボールがどのように動き、それに対してどのような動きが行われているかをパスを受ける前に知ることだ。だからこそ、できるだけ頻繁に首を動かし、自分の背後で起きていること、そしてピッチ全体で起きていることについて分析するようにしているよ」
「これまで多くの監督が僕に『ピッチを狭く見ているのは2部リーグ相当の選手だ』と教えてくれた。ピッチを広く見ているのがプレミアリーグ、さらに広く見ているのがCLの選手なんだ。だから、できるだけピッチ全体を見るようにしている」
加入初年度ながら“偽SB”として大きな存在感を放ったジンチェンコ。2年目のさらなる活躍に期待がかかる。
就任4年目のミケル・アルテタ監督のもと、攻撃的かつ魅力的なサッカーを展開し、プレミアリーグで優勝争いを繰り広げたアーセナル。結果的にマンチェスター・Cの後塵を拝し、19年ぶりの優勝は叶わなかったものの、リーグ戦を2位で終え、7シーズンぶりにチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得。“名門復活”を印象付けた1年間となった。
昨年夏にマンチェスター・Cからアーセナルにやって来たジンチェンコは、左サイドバック(SB)を主戦場に公式戦通算33試合に出場し1ゴール2アシストをマーク。卓越した足元のテクニックを誇る26歳のウクライナ代表DFは、攻撃時には大きく内側にポジションを取り、中盤の選手たちと共にビルドアップや安定したボール循環をサポート。アルテタ監督の戦術における極めて重要な役割を担い、チームの躍進に大きく貢献した。
ジンチェンコのこうした動きは、巷では“偽SB”とも表されており、とりわけボール保持を重要視するチームにおいて、採用されているケースが多い。神出鬼没の動きで今シーズンのアーセナルの躍進を支えた同選手は、“偽SB”としてプレーする際の重要な要素として「周囲の状況をよく確認すること」を指摘。自身が試合中に留意している点について次のように明かした。
「セントラルミッドフィールドにいる時に重要なことは、自分の背後で何が起こっているかを知ること。そしてボールがどのように動き、それに対してどのような動きが行われているかをパスを受ける前に知ることだ。だからこそ、できるだけ頻繁に首を動かし、自分の背後で起きていること、そしてピッチ全体で起きていることについて分析するようにしているよ」
「これまで多くの監督が僕に『ピッチを狭く見ているのは2部リーグ相当の選手だ』と教えてくれた。ピッチを広く見ているのがプレミアリーグ、さらに広く見ているのがCLの選手なんだ。だから、できるだけピッチ全体を見るようにしている」
加入初年度ながら“偽SB”として大きな存在感を放ったジンチェンコ。2年目のさらなる活躍に期待がかかる。
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