バルサのシャビ監督が18歳のブラジル人FWヴィトール・ロッキへの関心を認める

バルサのシャビ監督が18歳のブラジル人FWヴィトール・ロッキへの関心を認める

バルセロナが興味を示すヴィトール・ロッキ [写真]=Getty Images

バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督が8日、ブラジルのアトレチコ・パラナエンセに所属する18歳のFWヴィトール・ロッキの獲得を検討していることを、スペインのジャーナリストでインフルエンサーでもあるヘラルド・ロメロ氏の生配信『Jijantes FC』で明かした。

 ロッキに関しては、以前よりスペインの『スポルト』などがバルセロナからの関心を報じていたが、今回シャビ監督が生配信で「ヴィトール・ロッキの状況は常に注視している。獲得へ進むかは財務状況次第だ」と述べ、実際に検討していることを認めた。

 身長は172センチと高くないものの、テクニックに優れ、ドリブルと高い得点能力を誇るロッキは、ブラジルのアメリカ・ミネイロとクルゼイロの下部組織を経て、2021年10月に16歳でクルゼイロのトップチームデビューを飾り、2022年4月にアトレチコ・パラナエンセへ移籍。今シーズンは公式戦24試合で9ゴール5アシストを記録し、今年3月には18歳でブラジルのフル代表デビューも果たした逸材だ。

 アトレティコ・パラナエンセは現在、自国リーグやコパ・リベルタドーレスで好調を維持しており、ロッキはそのチームで主力として活躍している。クラブとの契約は2027年5月末まで残っているため、財務状況に問題を抱えるバルセロナが獲得に乗り出せるかは未知数だ。果たして、ブラジル期待の若手を獲得することができるのか、今後の動向に注目したい。

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