チェルシー、マンCから21歳の“逸材”MFパルマーを獲得！　7＋1年契約を締結

チェルシーは9月1日、マンチェスター・シティからU－21イングランド代表MFコール・パルマーを完全移籍で獲得したことを発表した。

　契約期間は2030年6月30日までの7年間で、1年間の延長オプションも付随。移籍金については明かされていないが、イギリスメディア『BBC』によるとアドオンを含めて総額4250万ポンド（約78億円）がマンチェスター・シティに支払われたようだ。

　2002年5月6日生まれで現在21歳のパルマーは幼少期からマンチェスター・シティの下部組織に所属。2019－20シーズンにはU－18チームをリーグとFAユース杯の2冠にチームを導くと、2020年9月にトップチームデビューを果たした。昨シーズンは主に途中出場ながら、プレミアリーグ14試合を含む公式戦25試合に出場。今シーズンはFAコミュニティ・シールドで先制点を挙げたほか、UEFAスーパーカップで貴重な同点弾を記録するなど存在感を放っている。

　A代表への招集経験はないものの、世代別のイングランド代表には継続的に名を連ねており、U－21代表として公式戦13試合に出場し4ゴール4アシストをマーク。今年6月から7月にかけて開催されたUEFA U－21欧州選手権2023では5試合に出場し、チームの優勝に貢献した。

　チェルシー加入が決まったパルマーは、新天地のクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

「新たなスタートに興奮しているし、契約を締結することができて最高の気分だ。チェルシーに加入したのは、プロジェクトに良い感触を得たからであり、ここで自分の才能を発揮できるよう努めなけらばならないと思っている。若くてハングリーなチームなので、ここで何か特別なことができるよう願っているよ」