バルセロナがシャビ監督との契約延長を発表！　「謙虚に仕事を続ける時だ」

バルセロナは22日、シャビ・エルナンデス監督との契約延長をクラブ公式サイトで発表した。

　今季終了までだった契約を1年延長し、2025年夏までの新契約にサイン。1年の延長オプションが付随している。

　シャビ監督は、23日に行われるラ・リーガ第6節セルタ戦の前日会見で自身の契約延長に言及。「私は（ジョアン・ラポルタ）会長にとても支えられていると感じている。財政面でも、競技面でも、とても難しい時期に来た。まだ危機から抜け出そうとしている最中だが、それは“建設”と“鍛錬”の過程だ。私を批判し、物事が悪い方向に進むと思っていた人たちでさえも、私は皆を尊敬している。謙虚に仕事を続ける時だ。クラブにとって、私が問題になることはない」とコメントした。

　現在43歳のシャビ監督は、現役時代にバルセロナで活躍した。1998年8月にトップチームデビューを飾り、公式戦通算767試合に出場。8度のラ・リーガ、4度のチャンピオンズリーグ（CL）制覇などに貢献した。

　現役生活の晩年はカタールのアル・サッドでプレーし、2018－19シーズンに引退。そのまま同クラブで監督キャリアをスタートさせ、20－21シーズンにはカタール・スターズリーグ無敗優勝を成し遂げた。

　2021年11月、ロナルド・クーマン前監督の後釜として、『カンプ・ノウ』に帰還。シーズン途中の監督就任となった2021－22シーズンはラ・リーガを2位で終えたが、初めてフルシーズンを指揮した昨季は4シーズンぶりのラ・リーガ優勝とスーペルコパ・デ・エスパーニャ制覇を成し遂げた。一方、CLでは2シーズン連続のグループステージ敗退に終わっており、大勝で発進した今季こそは決勝トーナメント進出以上の結果が望まれる。