“皇帝”にさらなる疑惑 ベッケンバウアー氏が母国W杯時に不正報酬

ベッケンバウアー氏に新疑惑

“皇帝”にさらなる疑惑 ベッケンバウアー氏が母国W杯時に不正報酬

“皇帝”にさらなる疑惑 ベッケンバウアー氏が母国W杯時に不正報酬

さらなるスキャンダルが発覚したベッケンバウアー氏 [写真]=Bongarts/Getty Images

 ドイツサッカー連盟(DFB)が休まる日はなかなか訪れない。ドイツ誌『シュピーゲル』は2006年ドイツ・ワールドカップ組織委員会で会長を務めたフランツ・ベッケンバウアー氏が550万ユーロ(約6億4000万円)の報酬を不正に受け取っていたことを報じた。同国誌『kciker』日本語版が14日に伝えている。

 本来は名誉職として無給で職務を遂行しているはずだったのだが、2010年の終わりにフランクフルト税務署の調査によって発覚。その結果、DFBが未納分の税金116万500ユーロ(約1億3000万円)を納め、2011年3月にベッケンバウアー氏が返金したことを、DFBが同誌の取材に対して認めている。

 さらに同誌によれば、2004年にDFBとスポンサー契約を結んだスポーツギャンブルを運営するODDSET社からも金銭を受け取っていたという。ODDSET社はドイツW杯招致の際に、6つの国内スポンサーの1つを担い、大会に対して1200万ユーロ(約14億円)以上を支出。だが、ODDSET社にはさらに別の契約があり、それによればその金額の一部がベッケンバウアー氏に渡るように記載されていたようだ。

 これを受けてDFBは、同誌の取材に対して、「ベッケンバウアー氏がその代りにODDSET社のために、広告活動に協力していた」とも話した。

 “皇帝”の愛称で知られるベッケンバウアー氏は、ここのところドイツW杯招致活動での買収疑惑問題で揺れており、最近ではザルツブルクで家宅捜索が行われるなど落ち着かない日々を過ごしているが、ここにきてさらなるスキャンダルが発覚した格好だ。

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