前回王者レアルが辛くも白星発進 終盤のC・ロナFK&モラタ弾で劇的な逆転勝利

前回王者レアルが辛くも白星発進 終盤のC・ロナFK&モラタ弾で劇的な逆転勝利

劇的な形で決勝ゴールを奪ったモラタ(中央) [写真]=Getty Images

 チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第1節が14日に行われ、レアル・マドリードとスポルティングが対戦した。

 昨シーズン、レアル・マドリードは2度目の“マドリード・ダービー”決勝を制して史上最多11度目のCL優勝を果たした。今シーズンの目標は、現行のルールでは未だに成し遂げられていない欧州2連覇となる。移籍市場では積極的に動くことはなく、ユヴェントスからスペイン代表FWアルバロ・モラタを買い戻したことが最大の補強となった。チームもリーグ戦開幕から3連勝を飾り、好調を維持したままCLに臨むことになる。一方、2シーズンぶりのCL出場となるスポルティング。第一の目標はグループステージ突破となる。

 レアル・マドリードはリーグ戦のスタメンから5名を変更し、ウェールズ代表MFギャレス・ベイル、FWカリム・ベンゼマ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの“BBC”が揃って出場となった。一方、スポルティングはポルトガル代表MFウィリアム・カルバーリョらが先発に入った。

 最初にチャンスを作ったのはアウェーのスポルティング。2分にブルーノ・セーザルがファーストシュートを放つと、9分には右サイドから切れ込んだジェルソン・マルティンスが右足シュート。しかし、GKキコ・カシジャが好セーブでピンチをしのいだ。

 攻めあぐねるレアル・マドリード。27分、エリア手前でボールを受けたC・ロナウドが強烈なロングシュートを狙ったが、ここはGKルイ・パトリシオがなんとか手を伸ばして弾き出した。

 その後もスポルティングが積極的に攻める時間が続く。41分、アドリエン・シルヴァがミドルシュートで相手ゴールを脅かしたが、ここもGKカシジャがなんとか防いだ。このまま0−0でハーフタイムを迎える。

 後半立ち上がりの48分、攻勢をかけていたスポルティングが遂に均衡を崩す。左サイドから攻め込むと、ブライアン・ルイスのパスが相手に当たってB・セーザルの足元へ転がる。B・セーザルがこれを冷静に左足でゴール左に流し込み、スポルティングが先制に成功した。さらに54分にもB・セーザルがミドルシュートを狙ったが、ここもGKカシジャがセーブした。

 1点を追うレアル・マドリードは67分にチャンスを作る。ペナルティエリア手前右でFKを獲得すると、キッカーのベイルが左足で直接狙った。しかし、壁を越えたボールは落ちきらずに枠の上へ外れてしまった。直後にベイルとベンゼマを下げ、モラタとルーカス・バスケスを投入した。

 さらに77分には右サイドからL・バスケスがクロスを上げると、ダニエル・カルバハルがボレーシュートを狙ったが、ここは惜しくも枠を捉えきれなかった。レアル・マドリードは3枚目のカードとしてトニ・クロースに替えてハメス・ロドリゲスを送り込んだ。

 なおも攻めるレアル・マドリード。83分には右サイドのカルバハルが上げたクロスがゴール前を横切る。これをファーサイドのC・ロナウドが左足で合わせたが、ここは左ポストを直撃。追いつくことができない。

 しかし89分、レアル・マドリードがエリア手前右でFKのチャンスを獲得する。キッカーのC・ロナウドが蹴ったボールは壁の上を越え、右ポストを叩いてゴールネットを揺らした。これで遂に1−1の同点に追いついた。

 そして後半アディショナルタイム4分、左サイドでボールを持ったJ・ロドリゲスがクロスを入れると、モラタがヘディングシュートを放つ。ボールはGKパトリシオの手を弾いてゴール左に決まった。このまま試合終了となり、レアル・マドリードが劇的な逆転勝利を飾った。

 27日に行われるグループステージ第2節で、レアル・マドリードは日本代表MF香川真司が所属するドルトムントと、スポルティングはレギア・ワルシャワと対戦する。

【スコア】
レアル・マドリード 2−1 スポルティング

【得点者】
0−1 48分 ブルーノ・セーザル(スポルティング)
1−1 89分 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)
2−1 90+4分 アルバロ・モラタ(レアル・マドリード)

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