過去最多の473チームが参加したEXILE CUP 2016は、関西代表EDCが大会史上初となる2連覇を達成!

過去最多の473チームが参加したEXILE CUP 2016は、関西代表EDCが大会史上初となる2連覇を達成!

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 小学4年生から6年生を対象にしたフットサル大会「EXILE CUP 2016」の決勝大会が、9月17日に愛媛県今治市の桜井海浜ふれあい広場サッカー場で開催された。全国で応募数が過去最多となり、参加人数も4100名を超えた今大会。全国9地区10会場の予選を勝ち抜いた10チームが、“日本一”の座を懸けて熱戦を繰り広げた。

 開会式には、大会アドバイザーを務める、FC今治のオーナーでサッカー日本代表元監督の岡田武史さんがゲストとして登場。「今日はみなさんの活躍を楽しみにしています。いいプレーでアピールしてくれたら、日本代表に入れるよう私から推薦したいと思います」と冗談を交えながら会場を盛り上げた。また、ゲストとしてEXILEの?SAさん、佐藤大樹さん、劇団EXILEの秋山真太郎さん、小澤雄太さん、DEEPのRYOさん、歌手の塩ノ谷早耶香さんの6名も参加。大会恒例となったEXILEの?SAさん考案の「EXダンス体操」を子どもたちと一緒に踊り、会場は笑顔に包まれた。



 開会式の後、組み合わせ抽選を行い、10チームがAとBブロックに分かれて予選リーグに臨んだ。「地区大会から試合を見ているが、ここに来ているチームはレベルの高いチームばかり。この中から将来の日本代表が出てきてもおかしくない」と語った岡田さん。その言葉どおり、第1試合からハイレベルな戦いが繰り広げられた。

 Aブロックの首位に立ったのは、Futbol Club Cano(関東2代表/埼玉)。チームを率いる菊池一典監督が「初戦こそあまりリズムが良くなかったが、2試合目からは逆転勝ちが続いて波に乗れた」と語ったとおり、エスペリオFC(北信越代表/石川)との初戦を1−1で引き分けると、4−1、6−2、3−2と3連勝を果たし、勝ち点10で1位通過を決めた。また、Futbol Club Canoとのシーソーゲームには破れたものの、他3試合に勝利したPIVO(東海代表/静岡)は、予選リーグ2位通過を果たした。

 Bブロックは、決勝大会2連覇を目指すEDC(関西代表/大阪)が下馬評通りの強さを見せつけた。FC佐古(四国代表/徳島)やTOMIYA CLUB Jr(東北代表/宮城)といった強豪チームを相手にクリーンシートを達成し、4戦全勝で決勝トーナメントへ駒を進めた。また、2位争いを制したのは長崎ドリームジュニアV(九州代表/長崎)。ポゼッションを高めながらゲームを組み立て、勝点9で勝ち抜けを決めた。

 準決勝ではEDCとPIVO、Futbol Club Canoと長崎ドリームジュニアVが対戦。流れるようなパス回しと右サイドを中心とした攻撃でここまでゴールを重ねてきたPIVOだったが、王者EDCを前に攻撃が停滞。2−0とEDCがリードして前半を折り返すと、後半にも直接FKからのゴールなどでEDCが点差をつけ、6−2で勝利した。一方のFutbol Club Cano対長崎ドリームジュニアVは、Futbol Club Canoが終始ゲームの主導権を握り、4−0のスコアで圧倒。決勝戦はEDCとFutbol Club Canoが相まみえることとなった。



 大会の途中から登場した元サッカー日本代表のラモス瑠偉さんや岡田さんが見守る中、決勝戦の火蓋が切って落とされた。開始早々、スコアを動かしたのはEDCだ。左サイドから仕掛けて先制ゴールを叩き込んだ。その後、攻守の移り変わりの激しい展開の中でFutbol Club Canoが1点を返し、1−1でハーフタイムに入った。

 後半に入るとEDCが一気にたたみかける。1点目同様、左サイドの仕掛けから追加点を奪うと、エースの繻エ陸人君などが個人技で得点を重ね、7−1と一方的な展開に。Futbol Club Canoも終了間際に全員攻撃で意地の1点を返すも、反撃もここまで。そのままタイムアップを迎え、EDCが大会史上初となる2連覇を達成した。

 EDCは、元アトランタ五輪日本代表で、東京VやG大阪などでのプレー経験を持つ廣長優志氏が代表を務めるサッカースクール。決勝戦終了後、廣長氏は「昨年優勝したこともあり、私たちも選手たちも試合前からかなりプレッシャーを感じていたと思います。2連覇を目指す一方で、メンバー全員を試合に出させてあげたいという思いもありましたし、正直複雑な心境でしたが、いろいろなチームと対戦する中で、そのスタイルにうまく対応しながら戦えていたと思います」と大会を振り返った。また、キャプテンの伊藤大和君も「今日はあまり考えすぎず、リラックスしてプレーしようと思っていました。優勝できて最高にうれしいです!」と話すとおり、気負いせず普段のプレーが出せたことが、結果的に勝利につながったようだ。

 一方、敗れたFutbol Club Canoの菊池一典監督は「個の部分を重きをおいて、球際だったりボールを持つことにストレスを感じないようにしていましたが、決勝戦では相手の方が一枚上手でしたね。前半を1−1で折り返して、後半に互いに点を取り合う展開になった時に、全体的に少し腰が引けてしまったと思います」と試合を振り返った。



 決勝戦終了後にはスペシャルプログラムとして、各チーム代表12選手で構成されたチームと、岡田氏が率いる「TEAM OKADA」によるスペシャルマッチが実施。大盛り上がりとなったゲームは、岡田さん、ラモス瑠偉さん、EXILE佐藤大樹さんなどがゴールを決め、「TEAM OKADA」が4−2で勝利した。

 表彰式では、優勝したEDCにトロフィーの他、「香川真司選手に会える!ヨーロッパサッカー夢者修行」の目録などが授与。「年々参加人数も増えてきていて、レベルも上がってきている。この中から未来の日本代表が出てきてほしい」という岡田さんのメッセージで大会は閉幕した。

取材=松岡寛人 写真=白川裕一

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