【新潟vs浦和プレビュー】三浦文丈監督の辞任で揺れ動く新潟…高木俊幸と梅崎司が負傷から復帰した浦和

【新潟vs浦和プレビュー】三浦文丈監督の辞任で揺れ動く新潟…高木俊幸と梅崎司が負傷から復帰した浦和

浦和はACLの遠征に興梠慎三(左)や阿部勇樹(右)が帯同せず。主力の調整は十分だ [写真]=J.LEAGUE PHOTOS

■アルビレックス新潟 ルヴァン杯のC大阪戦では両サイドが機能

【プラス材料】
 前節終了時点で17位という状況を受け、三浦文丈監督の辞任と、呂比須ワグナー氏の監督就任内定が11日、発表された。浦和戦は暫定的に片渕浩一郎が指揮を執る。

 片渕監督代行の初戦となった10日のルヴァン杯C大阪戦は、リーグ戦からメンバーをほぼ入れ替えて臨んだ。新体制になって2日しか練習ができなかったが、スピーディーにボールを動かし、試合開始からペースをつかんだ。

 C大阪には0−1で敗れたものの、特に両サイドが効いていた。Jリーグで初先発となったルーキーの森俊介が右サイドで積極的に仕掛けて存在感を発揮し、チームとしてもそのドリブルを生かせていた。左の堀米悠斗がコンビネーションを生かして積極的にプレーすることで相手を引き寄せ、逆に展開して右の川口尚紀が的確なパスで森に勝負させる。チームに新しい武器が生まれつつある。

【マイナス材料】
 原輝綺がU−20W杯に出場するためにチームを一時離脱。前節の川崎戦の前半で矢野貴章が右太ももを負傷し戦線を離れるため、左右のサイドバックが浦和戦では入れ替わる。

 前述のとおり、ルヴァン杯のC大阪戦で川口、堀米ともに積極的なプレーが目立ったが、リーグ戦ではここまでなかなか出番を得られていないこともあり、試合勘、コンビネーションは万全とはいかないだろう。チームとして成熟し、連動性もリーグ屈指の浦和を相手に、タフな対応が求められることになりそうだ。

 ルヴァン杯C大阪戦は、短い準備期間にもかかわらず、インテンシティの高い戦いを繰り広げた一方で、終わってみれば0−1の敗戦に終わった。監督交代を、なかなか結果を出せない停滞感を打破するカンフル剤にできるか、注目が集まる。

文:totoONE編集部

■浦和レッズ ACLのソウル遠征に主力は帯同せず

【プラス材料】
 5月10日に行われたACLグループステージ最終戦、FCソウルにはアウェーで0−1で敗れ、公式戦3連敗を喫した。

 ただ、FCソウル戦は敗れたとは言え、いくつか収穫があったという意味では悪くない試合であった。一つは過密日程でコンディションが懸念される主力選手たちを休養させることができたことだ。韓国には西川周作、遠藤航、森脇良太、柏木陽介、阿部勇樹、関根貴大、武藤雄樹、興梠慎三、ラファエル・シルバが帯同せず、14日に迎える新潟とのアウェーマッチに向けて調整を行うことができた。

 また、FCソウル戦では、右足第5中足骨疲労骨折が完治した高木俊幸、左ひざ前十字じん帯損傷のリハビリを終えた梅崎司が復帰した。攻撃陣の選手層が厚くなったのもプラス様相だろう。

【マイナス材料】
 FCソウル戦は敗れたとは言え、バックアッパー中心に臨んだという事情もあるので、それほど気にする必要はないだろう。気にすべきは大宮、鹿島に敗戦を喫したことだ。

 上り調子だった時期を過ぎ、勢いに陰りが見えているのは明らかだ。一時は1試合平均3得点を誇っていた圧倒的な攻撃力が鳴りを潜め、Jリーグでは2試合連続ノーゴール。内容を見ても、相手にうまく封じられている印象が強く、早急に修正が必要なポイントだ。

 また大宮戦では、司令塔の柏木陽介が以前に負傷していた部分の痛みが出て前半だけで交代し、守備の要・遠藤航もフル出場後に足首をアイシングしながら足を引きずってスタジアムを後にしており、新潟戦の出場が微妙なのは不安材料と言えるだろう。

文:totoONE編集部

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