【磐田vs柏プレビュー】磐田の積み上げてきたスタイルは柏に通用するか…攻守に好調の柏はリーグ5連勝中

【磐田vs柏プレビュー】磐田の積み上げてきたスタイルは柏に通用するか…攻守に好調の柏はリーグ5連勝中

磐田のFWアダイウトンはルヴァン杯の清水戦で2得点1アシスト。今節も期待がかかる [写真]=J.LEAGUE PHOTOS

■ジュビロ磐田 好調のアダイウトンが8試合ぶりに先発起用か

【プラス材料】
 リーグ前節川崎戦(0−2)は公式戦で8試合ぶりに敗れたが、内容は悲観するものではなかった。特に前半は全体の連動したハイプレスで相手の巧みなパスワークを封じ、素早いカウンターから数多くのチャンスを作り出した。積み上げてきた磐田のスタイルを強敵相手に発揮し、選手たちの手応えは大きい。

 川崎戦に途中出場し、2度の決定機を作ったアダイウトンが8試合ぶりに先発起用されそうだ。10日のルヴァン杯清水戦でも2得点1アシストを記録するなど、調子を上げているブラジル人アタッカーの爆発力に期待したい。出場停止明けの宮崎智彦が戻ってくるのも心強い。

 今節はホームタウン磐田市の小学5、6年生が一斉観戦する。2011年から実施する事業で、成績は5勝1敗と高勝率。子どもたちの後押しを受け、勝利を飾りたい。

【マイナス材料】
 前々節甲府戦に続き、川崎戦もゴール前に課題が残った。リーグ戦は2試合連続無得点。川崎戦で放ったシュート11本は不発に終わった。シュートやラストパスの精度向上は必須だ。ここまで3得点にとどまっているエース川又堅碁ら攻撃陣の奮起にも期待したい。

 川崎戦は一瞬の隙から2失点した。1失点目は最終ラインのわずかな守備位置のズレを突かれ、2失点目は相手のゴールキックをDFがクリアしきれずに失点した。強力な攻撃陣を擁する柏に対し、油断は失点に直結する。集中力を切らさず、守り抜けるかが焦点だ。

 けが人の続出も気がかりだ。U−20W杯に出場する日本代表との練習試合と川崎戦で、藤田義明と太田吉彰が負傷。主力ではないが、ベンチを支える両ベテランの不在は痛い。

文:totoONE編集部

■柏レイソル リーグ5連勝中と調子は上々、堅い守備も健在

【プラス材料】
 リーグ5連勝で順位を3位まで上げた柏。前節のFC東京戦(2−1)はスコアの上では1点差だったが、内容的には完勝と言える試合だった。連続無失点こそ3試合で止まったものの、この5連勝中は2失点と相変わらず守備は安定しており、なかでも中村航輔は毎試合のようにビッグセーブを連発するなど絶好調である。

 攻撃陣も守備の堅いFC東京をパスで崩したようにイメージの共有ができ、攻守のかみ合いが連勝を支えている。現在のスタメンが好調のため、D・オリヴェイラやハモン・ロペスがサブに甘んじているが、彼らが切り札としてベンチに控えることも頼もしい。

 今節勝てば首位浮上も見えてくる。チーム全体のモチベーションは非常に高い。

【マイナス材料】
 リーグ5連勝と、ここ最近の戦いぶりには一見隙はない。ただ、この5試合全て先制点を奪っての勝利であり、昨季は先に失点をした時の勝率が極端に悪く、逆転勝利は1試合だったことから、仮に先制を許した場合、これまでどおり冷静に試合を運べるかが、今後連勝を伸ばすうえで問われるポイントになる。

 また、FC東京戦では3点、4点と一気に突き放せるチャンスがありながら、2−0になった後は数多くの好機を逸した。結果的に勝ったから良かったものの、3日のルヴァン杯磐田戦では、多くの決定機をモノにできなかったことが響き、逆に数少ないチャンスで2点を奪った磐田に逆転負けを許している(1−2)。勝機を確実に逃さないためにも決定力をさらに高めていく必要はある。

文:鈴木潤

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