香川、ブログでバス爆破事件当時の心境を吐露「本当に怖かったし、今も怖いです」

ドルトムントMF香川真司がバス爆発事件の心境吐露「本当に怖かったし、今も怖い」

記事まとめ

  • 日本代表MF香川真司がドルトムントのチームバス爆発事件にブログで言及した
  • 香川は「ブログで伝える事ではないかもしれません」と前置きしつつ事件について記載
  • 被害を受けたバルトラにも言及し、「本当に怖かったし、今も怖い」と綴っている

香川、ブログでバス爆破事件当時の心境を吐露「本当に怖かったし、今も怖いです」

香川、ブログでバス爆破事件当時の心境を吐露「本当に怖かったし、今も怖いです」

ブログで自身の心情を吐露した香川 [写真]=Getty Images

 日本代表MF香川真司が21日、自身のオフィシャルブログで4月11日チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝モナコ戦の前に起こった、ドルトムントのチームバス爆発事件について当時の心境を語った。

「伝えたいこと」というタイトルで始まったブログははじめに、20日に行われたブンデスリーガ最終節について触れられており「昨日の試合でドルトムントでの今シーズンのリーグ戦の試合が終わりました。昨日は厳しい試合でしたが、勝ちきれて良かったです。27日ドイツカップの決勝があります。それに勝って、しっかりブログでもこの1年についてを伝えたいと思います」の述べられていた。

 そして「ただリーグが終わり、応援して頂いている皆さんに伝えたい事があります。ブログで伝える事ではないかもしれません」と前置きしつつ「ただ皆さんに自分の思った事、経験した事をしっかりと伝える場として今回はブログに書かせてください。4月11日モナコ戦チームバスが襲われた件です」と事件について記載した。

「この試合僕にとっても楽しみな試合でした。CL、過去から考えてもこの大会で結果を出せていない。コンディション的にもメンタル的にもその時期は充実してきていました。だからこの試合は、僕にとって大事な試合でした。皆が揃ったのでいつも通りバスが出る。出て100メートルぐらいかな。大きな音が鳴りました。びっくりというか、何が起きたか? その時はよく分かりませんでした」と当時の詳細を細かく述べた。

「爆発? なに? その時は、銃でバスが撃たれたと思いました。みんながバスの座席下にしゃがみこんで。逃げろ! 早くバスを出せと叫んでるんです。100メートルぐらい進み、そこでバスが止まりました。後ろを見ると、バスのガラスが割れて飛び散り、(スペイン代表DF)マルク・バルトラがうずくまり。僕も皆も呆然」と、爆破被害を受けたバルトラについても語った。

 その後警察が駆けつけ、別の車に乗りスタジアムに移動したという。「次の日に試合が行われる事を聞きましたが、僕は頭の中で試合をするイメージが出来なかったです。たぶん僕以外の選手みんなもそうだったと思います。本当に怖かったし、今も怖いです。本音いうとバスに乗るのも、試合に行くのも。モナコとアウェイの試合に行くホテルからスタジアムのバスの中も恐怖感がありました」と恐怖に苛まれていたことも告白。

 ブログの最後は、テロ事件が自身の身近にあることを実感し「世界の中では、このような恐怖を経験して生活をしている人がいる事を思うと本当に息苦しくてしょうがありません。このような状況は、もう誰も経験して欲しくない。世界がこのような恐怖や、争いのない世の中になって欲しい。切に願います。僕はスポーツ選手として、グラウンドで必ず全力でプレーする選手でありたい。だからこそ子供達に夢を与えられるような、そんな選手を目指してこれからも全力で頑張ります」と締めくくった。

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