ハンブルガーSV主将の酒井高徳が帰国「“日本人として”クラブの伝統を守りたかった」

ハンブルガーSV主将の酒井高徳が帰国「“日本人として”クラブの伝統を守りたかった」

5月23日、ドイツでの厳しいシーズンを終えて帰国した酒井高徳

 23日、ハンブルガーSVに所属するDF酒井高徳が、2016−17シーズン・ブンデスリーガでの戦いを終えて帰国。空港で囲み取材に応じた。

 ハンブルガーSVは最終節に残留争いのライバル、ヴォルフスブルクを2−1で下して1部残留を決めた。苦しいシーズンを振り返り酒井は「試合直後は、実感がなかった」と吐露。「本当に終わったのか。また、明日から練習が始まるんじゃないか……今、日本にいることが不思議」と正直な気持ちを明かした。

 昨年11月、酒井はマルクス・ギズドル監督から指名されて新キャプテンに就任。ブンデスリーガで主将を務める初の日本人選手となった。「(キャプテンを)断ることもできたけど、自分の仕事をやり遂げることだけを考えてシーズンを戦った」と語り、2部に一度も降格したことがない歴史のあるクラブを率いることについては「日本人として、クラブの伝統を汚せないと思った。『2部に降格した時のチームのキャプテンが日本人だった』とは、自分のプライドとして絶対に言わせたくなかった」と振り返った。

 残留が決まった直後に流した涙については「泣くタイプではないんだけど」と少し照れながらも「家族や友達、チームメート、色々な人に支えてもらって、残留を成し遂げられた。『みんなにありがとう』という感謝の気持ちが最初に出てきて」と理由を明かしている。

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