【鳥栖vs札幌プレビュー】エースの豊田陽平が診断より早く復帰した鳥栖…小野伸二のコンディションが高まっている札幌

【鳥栖vs札幌プレビュー】エースの豊田陽平が診断より早く復帰した鳥栖…小野伸二のコンディションが高まっている札幌

鳥栖のFW豊田陽平は7日の横浜FM戦で外傷性気胸を負い、全治まで4週間ほどと診断されたが、見込みより早く復帰 [写真]=J.LEAGUE PHOTOS

■サガン鳥栖 「一夜限りの『値段のないスタジアム』」を実施

【プラス材料】
 7日のリーグ第10節横浜FM戦で負傷し全治3〜4週間の診断を受けていたFW豊田陽平が予定よりも早く、24日のルヴァン杯第6節・横浜FM戦で復帰。チームのキャプテンであり、チーム最大の得点源である彼の復帰は大きな意味を持つ。

 クラブはこの試合でお客さんがチケットの金額を試合観戦後に決める「一夜限りの『値段のないスタジアム』」を実施。普段の試合からハードワークをしている鳥栖だが、MF福田晃斗は「お客さんに気持ちよくお金を払ってもらえるようにプレーしたい」とこの企画をモチベーションに変えている。

 現在、J1リーグ戦のホームゲーム4連勝中とホームでは実力どおりの強さを示している鳥栖だけに、サポーターの期待値も高い。

【マイナス材料】
 FW豊田が復帰したものの、FW小野裕二、MF谷口博之、GK赤星拓はまだ戦列に戻っていない。特にCBとして守備を支えていた谷口が抜けた穴は大きく、キム・ミンヒョクのパートナー探しに苦労しているのが現状。前節・G大阪戦ではF・スブットーニが先発したものの3失点を喫して敗れた。青木剛もいるが24日のルヴァン杯第6節・横浜FM戦にフル出場したばかりで、34歳という年齢を考えると中2日で先発させるかは微妙なところ。

 横浜FM戦をホームで落とした嫌な雰囲気を断ち切るためにも勝ちがほしい鳥栖。守備からリズムを作る鳥栖だけに、CBに誰を起用するかが勝利へのポイントとなる。

文:荒木英喜

■北海道コンサドーレ札幌 ブラジル人アタッカー2人が負傷から復帰 

【プラス材料】
 まずはジュリーニョ、マセードというブラジル人アタッカー2人が負傷から復帰し、24日のルヴァン杯仙台戦で先発出場を果たしたことだろう。個の力での突破、さらには決定機を生み出せる彼らの合流は、組織的な守備をベースとしたチームが勝ち点を積み上げていくうえで、間違いなく大きなアクセントとなるはずだ。

 そして同じく仙台戦では上原慎也が先制点をゲット。決定力不足、得点力不足が課題として浮き彫りになっているなかで、FWの控えメンバーが台頭することは非常に大きなプラス材料と言えるはず。

 また、天才・小野伸二も着実にプレー時間を増やしてきており、コンディションが高まっている様子。これもまた心強いプラス材料だ。

【マイナス材料】
 鳥栖からのレンタル中である菊地直哉が契約上、出場できないという部分が1つのポイントとなる。リーグ前節の新潟戦で右CBのキム・ミンテが負傷退場。この鳥栖戦への出場可否は流動的だが、その場面で投入された菊地が出られないとなると、仮にキムの出場が叶わなかった場合、新たな策を打つ必要がある。

 また、前節までと同じように今季リーグ戦ではアウェイでの勝利がまだなく、ここ最近の戦績はルヴァン杯を含めるとホームでも2連敗。拠り所となっていたホームでの絶対的な勝率も低下中とあり、なんとしてもアウェイでの勝利を高めていかなければいけない状況である。敗れればリーグ戦3連敗というシチュエーションも重圧か。

文:totoONE編集部

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