明治大、袴田裕太郎の劇的同点弾でドロー…駒澤大は4戦勝ちなしに

明治大、袴田裕太郎の劇的同点弾でドロー…駒澤大は4戦勝ちなしに

明治大が袴田裕太郎(13番)の劇的な同点ゴールで引き分けに持ち込んだ [写真]=内藤悠史

 JR東日本カップ2017 第91回関東大学サッカーリーグ戦1部 第7節が28日に行われ、味の素フィールド西が丘の第二試合では明治大学と駒澤大学が対戦した。

 第6節を終え、上位6チームが勝ち点差3の中にひしめく大混戦となった今季。前年王者の明治大は2勝2分け2敗で8位と、上昇気流に乗り切れない。前節は桐蔭横浜大学を1-0と破り、勝ち点3を積み重ねた。今季初の連勝を果たし、上位戦線に食い込んでいきたいところだ。対する駒澤大は前節、前半で退場者を出す苦しい展開に。数的不利に陥り、守備を固めて粘り強く戦ったものの、東京国際大学に0-1と競り負けた。2試合連続の完封負けで3戦勝ちなしと足踏みが続くだけに、何とか浮上のきっかけを掴みたい。

 両校の集中応援日に指定され、両ゴール裏スタンドから熱い声援が送られ続けた一戦。前半は明治大が主導権を握り、両サイドからの突破でチャンスを作り出していく。22分にはFW櫻井敬基がゴールライン際までドリブルで持ち込み、中央へクロス。触れば1点という決定機を作り出したが、わずかに合わずにファーサイドへ流れた。対する駒澤大はセットプレーに勝機を見出すものの、ゴールを脅かすには至らず。前半はスコアレスで終了した。

 後半は立ち上がりから駒澤大が攻勢をかける。50分にはペナルティーエリア内でルーズボールを確保したMF安藤翼が巧みなトラップからボレーシュートを放ったが、うまくミートできずに枠を逸れた。2分後には明治大のDF袴田裕太郎が攻撃参加し、左足でゴールを狙ったものの、枠を捉えたシュートは相手GKのもとへ。スコアレスのまま、65分を経過した。

 69分、均衡を破ったのは駒澤大だった。途中出場のFW小口大司が粘って獲得した右CKから、MF鈴掛涼が打点の高いヘディングシュート。クロスバーに阻まれたものの、こぼれ球に詰めていたFW高橋潤哉が左足で蹴り込み、ゴールネットを揺らした。

 リードを奪った駒澤大は83分にもFW高橋がペナルティーエリア左側を縦へ突破。飛び出してきた相手GKを避けるように左足シュートでゴールを狙ったが、枠の右へ逸れた。

 1−0のまま、試合は後半アディショナルタイムへ。最後に劇的な展開が待っていた。明治大のDF袴田がドリブルから得意の左足を振り抜くと、グラウンダーのシュートがゴール右隅に決まった。

 残り1分足らずでの同点弾で、試合は1−1で終了。勝ち点「1」を分け合う結果に終わった。駒澤大は4試合ぶりの勝利をあと一歩で逃し、4試合勝ちなし。次節は6月3日、筑波大学第一サッカー場の第二試合で筑波大学と対戦する。一方の明治大は土壇場で1ポイントを掴み取り、2勝3分け2敗。次節は6月3日、栃木市総合運動公園陸上競技場の第二試合で専修大学と対戦する。

【スコア】
明治大学 1−1 駒澤大学

【得点者】
0−1 69分 高橋潤哉(駒澤大学)
1−1 90+3分 袴田裕太郎(明治大学)

取材・文=内藤悠史

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