【横浜FMvs川崎プレビュー】横浜FMはエース齋藤学が戦列に復帰見込み…川崎はACLラウンド16突破で自信と勢い十分

【横浜FMvs川崎プレビュー】横浜FMはエース齋藤学が戦列に復帰見込み…川崎はACLラウンド16突破で自信と勢い十分

横浜FMは負傷で戦線離脱していたMF齋藤学が復帰の見込み。エースの帰還はプラス要素だ [写真]=J.LEAGUE PHOTOS

■横浜F・マリノス リーグ前節の清水戦で2ゴールのウーゴ・ヴィエイラが好調

【プラス材料】
 リーグ前節の清水戦で3−1の勝利を収め、チームの調子が上向いてきた。

 その試合では、途中出場のウーゴ・ヴィエイラが2ゴールを決め、コンディションが上がってきていることを感じさせた。左サイドでプレーしたマルティノスも鋭いクロスを連発するなど、これまでにはなかった特徴を発揮。

 さらに今節は齋藤学が戦列に復帰する見込みで、その起用法に注目が集まる。マルティノスが左サイドで躍動していたことを踏まえて右サイドで起用する可能性があり、その場合は前田直輝がトップ下にスライドするだろう。2列目に並ぶ選手はいずれも単独での突破力があり、ポジションチェンジもスムーズに行える。相手守備陣をかく乱する意味でも効果的で、新たな攻撃のバリエーションが生まれるはずだ。

【マイナス材料】
 5月31日のルヴァン杯広島戦を1−2で落とし、グループステージ敗退が決まった。引き分け以上でプレーオフ進出を決められる有利な状況だったが、最低限の目標を達成できなかった。それによるチームのメンタルコンディション低下が不安視される。

 加えて、ここへきて負傷選手が増えていることも気がかりだ。ボランチの喜田拓也が出場微妙となっており、天野純も勤続疲労を抱えている。また、6月1日の練習で金井貢史も負傷し、川崎戦出場可否は直前にならないと分からない。仮に揃って欠場するような事態になれば、戦力ダウンは避けられないだろう。

 川崎は昨年の対戦で2戦2敗と苦手としている相手で、ボールポゼッションで主導権を握られると苦しい試合になりそうだ。

文:totoONE編集部

■川崎フロンターレ 5月の公式戦は6戦全勝、勝利を重ねて増す自信

【プラス材料】
 ACLラウンド16では、タイのムアントンUに2戦通じて圧勝。勝利という結果だけではなく、内容もリンクしていることで、チームには昨年と同じような自信が漂いつつある。公式戦フル出場を続けている車屋紳太郎は「守備がいいから失点が少ないとかではなく、攻めにしても守りにしても全員が関わっている」とチーム状態にも手応えを口にする。

 攻撃陣も好調なだけに、待たれるのは家長昭博の移籍後初ゴールか。徐々に適応の兆しを見せている彼に、「ポテンシャルは疑いがない。アキのフィットを待つ余裕が今のチームにはある」と中村憲剛も太鼓判を押す。5月の公式戦は6戦全勝。6月も継続といきたい。

【マイナス材料】
 一時期の野戦病院状態は過ぎたが、ここにきて再びけが人が目立ち始めている。

 ACLラウンド16第2戦では、右ふくらはぎを痛めている大島僚太が欠場。谷口彰悟も右股関節の痛みがあるということでスタメンを外れた。彼らの回復状態は気になるところだ。大島の復帰が難しいようであれば、ボランチは中村、トップ下に家長を継続するだろう。

 30日のムアントンU戦の後半は、最後に失点。得点差が大差になったことからチーム全体が間延びしてしまい、「どっちつかずになっていた」と田坂祐介。去年の横浜FM戦では、ロスタイムに2点のリードを追いつかれた苦い経験があるだけに、最後まで隙を見せない試合運びを心がけたい。

文:いしかわごう

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