緊張度MAXのCL決勝…PK戦で失敗して負けが決まった3人の選手

緊張度MAXのCL決勝…PK戦で失敗して負けが決まった3人の選手

CL決勝でPKを失敗したアネルカ [写真]=Getty Images

 キックオフの時が近付く今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝。

 ユヴェントス対レアル・マドリードの一戦は、日本時間4日(日)午前3時45分(3日 27時45分)キックオフ予定だ。

 そんなCL決勝といえば過去には名勝負が多く、接戦も目立つ。

 名称が現在のものになってからの24シーズンで3点以上の得点差がついたのはわずかに4度であり、逆に延長戦にまでもつれ込んだのは8度もある。

 ファイナルではこれまでにPK戦が7度行われているが、歓喜を味わった選手がいる一方で、自らの失敗でビッグイヤー獲得の夢が潰えてしまった選手も。

 そこで今回は、CL決勝のPK戦において「失敗」で敗退が決定してしまった選手をまとめてみよう。

ニコラ・アネルカ(チェルシー)

2007−08シーズン決勝
マンチェスター・U 1−1 チェルシー(PK 6−5)

1人目:テベス○ バラック○
2人目:キャリック○ ベレッチ○
3人目:C・ロナウド× ランパード○
4人目:ハーグリーヴス○ A・コール○
5人目:ナニ○ テリー×
6人目:アンデルソン○ カルー○
7人目:ギグス○ アネルカ×

 雨降るルジニキで行われた07−08シーズンの決勝戦、延長戦でも決着がつかずPK戦。

 先攻のマンチェスター・Uはクリスティアーノ・ロナウドがまさかの失敗で窮地に追い詰められるも、チェルシーの5人目であったジョン・テリーが足を滑らせまさかの失敗に。これによってサドンデスへと突入し、7人目となったニコラ・アネルカのキックがエドウィン・ファン・デル・サールに防がれ、チェルシーにとって初となるビッグイヤーの夢は潰えた。

 チェルシーは「これを決めれば優勝」という場面もあっただけに、試合後には多くの選手が肩を落とした。

アンドリー・シェフチェンコ(ミラン)

04−05シーズン決勝
ミラン 3−3 リヴァプール(PK 2−3)

1人目:セルジーニョ× ハマン○
2人目:ピルロ× シセ○
3人目:トマソン○ リーセ×
4人目:カカ○ シュミツェル○
5人目:シェフチェンコ× −

「イスタンブールの奇跡」として知られる04−05シーズンのファイナル。PK戦ではミランの先攻でスタートするが、GKイェジー・ドゥデクの不思議なダンスの前にセルジーニョやアンドレア・ピルロといった名手が次々と失敗。

 そして迎えた5人目は、2シーズン前の決勝でチームをビッグイヤーに導くPKを成功させたアンドリー・シェフチェンコ。しかし、シェフチェンコのキックはコースが甘く、ドゥデクに防がれミランの旅は終わりを告げた。

 なお、ドゥデクが見せた“舞い”は1983−84シーズンの決勝でリヴァプールGKブルース・グロベラーが実際にやったもの。PK戦の前、ジェイミー・キャラガーがドゥデクに指示したという。

マウリシオ・ペジェグリーノ(バレンシア)

00−01シーズン決勝
バイエルン 1−1 バレンシア(PK 5−4)

1人目:P・セルジオ× メンディエタ○
2人目:サリハミジッチ○ カリュー○
3人目:ツィックラー○ ザホヴィッチ×
4人目:P・アンデション× カルボーニ×
5人目:エッフェンべルク○ バラハ○
6人目:リザラズ○ K・ゴンサレス○
7人目:リンケ○ ペジェグリーノ×

 00−01シーズンの決勝戦はガイスカ・メンディエタとシュテファン・エッフェンベルクがともにPKを成功させ、1−1のままPK戦へ。

 先攻のバイエルンは1人目のパウロ・セルジオが失敗するも、GKオリバー・カーンが3人目のキッカーとなったズラトコ・ザホヴィッチのキックをストップし、イーブンに。その後両チームとも4人目が失敗し、勝負の行方はサドンデスへと持ち込まれた。

 決着がついたのは7人目。バレンシアDFマウリシオ・ペジェグリーノが蹴ったボールにカーンが食らいつき、バイエルンが史上4度目となる欧州王者に輝いた。CL決勝史上、最もGKの活躍が目立ったPK戦だったと言っていい。

(記事提供:Qoly)

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