【神戸vsG大阪プレビュー】神戸はエースの小川慶治朗が調子上々…G大阪は日本代表組もプレーする見込み

【神戸vsG大阪プレビュー】神戸はエースの小川慶治朗が調子上々…G大阪は日本代表組もプレーする見込み

神阪ダービーを前に、神戸は主力に故障者が続出。ネルシーニョ監督の手腕が問われる [写真]=J.LEAGUE PHOTOS

■ヴィッセル神戸 公式戦2連勝でG大阪戦を迎えられる

【プラス材料】
 5月31日に行われたルヴァン杯の新潟戦に1−0で勝利し、4年連続でノックアウトステージ進出を決めた。

 続くリーグ前節の札幌戦にも2−1で勝利し、公式戦2連勝でG大阪戦を迎えられるのはメンタル的にプラス材料だろう。その札幌戦ではエースナンバーの「13」を背負う小川慶治朗が今季初ゴールを挙げた。自称「夏男」のコンディションが上がってきた点はチームにとって大きい。

 守備ではU−20W杯で経験を積んだ右サイドバック藤谷壮やベテラン北本久仁衛らが活躍。DF陣にけが人が多いなか、彼らの台頭は心強い。G大阪はW杯アジア最終予選の日本代表に主力5人が招集されている。試合や移動による選手の疲労を考えると、勢いでは神戸がやや上と言えそうだ。

【マイナス材料】
 公式戦2連勝という結果は出ているものの、けが人が多いのが気になるところ。攻守で活躍していた右サイドバックの高橋峻希と左サイドバックの橋本和という両翼の離脱をはじめ、ビルドアップ能力に長けたセンターバックの岩波拓也も負傷。バックアッパーが調子を上げているとはいえ、枚数不足は否めない。

 特に左サイドバック橋本の抜けた穴は大きい。ボランチの松下佳貴を左サイドバックで起用することで、今度はボランチが枚数不足になるからだ。藤田直之、高橋秀人が相次いで離脱するなか、誰がニウトンの相棒を務めるかが一つのポイントになる。

 リーグ戦では2−0で勝利した4月8日の大宮戦を最後に無失点ゲームがないだけに、守備陣のけが人が多いのは厳しい。攻撃力の高いG大阪との対戦となれば、なおさらだ。

文:totoONE編集部

■ガンバ大阪 注目は好調を維持する藤本淳吾

【プラス材料】
 ここにきて離脱していた戦力が続々と復帰している。個々のコンディションも高まっているなかで、チーム内にはいい競争が生まれている。

 日本代表選手の疲労は気になるところだが、井手口陽介以外は4人とも帰国後すぐの15日の練習もフルでこなしており、気持ちの切り替えはできている様子。右足首の状態が心配された倉田秋も「大丈夫。多少移動の疲れはありますが、それを言い訳にしたくないし、それでパフォーマンスを落としているようでは話にならない。しっかりチームで結果を残したい」と意気込みを語る。リーグ前節の磐田戦には0−3で完封負けを喫しており、選手たちはその悔しさを払拭するようなパフォーマンスを期している。

 注目は好調を維持する藤本淳吾。「嫌な動きをし続けて相手を混乱させれば、(マークが)空いてくる選手も出てくる。チームのために戦いたい」と話す。

【マイナス材料】
 連戦でゲーム感、リズムを見いだす選手が多いチームだからか、2週間のインターバルを挟んだリーグ前節の磐田戦は0−3と完敗。今季リーグでは2度目の完封負けを喫した。今節も代表ウィークを経て、約2週間ぶりのリーグ戦となることが、マイナスに働く可能性はゼロではない。

 今野泰幸の復帰という明るい材料がある一方で、先日の日本代表戦で代表デビューを飾りながら、イラク戦で後頭部を打撲した井手口は脳震盪と診断され欠場が濃厚。彼の運動量は今のガンバに不可欠な要素だっただけにその穴をいかに埋めるかはポイントになりそうだ。

 昨季リーグの神戸戦は2戦2敗戦。ネルシーニョが率いる神戸との対戦では、毎回相手の術中にはまり4度中1度しか勝てていないのも気になる。ダービーをアウェイの地で戦う点もプラス材料とは言えない。

文:totoONE編集部

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