ビジャレアルの“DF売却術”が話題に…10年で7選手放出、収入額は?

ビジャレアルの“DF売却術”が話題に…10年で7選手放出、収入額は?

ビジャレアルが“売却”したゴディン、ムサッキオ、バイリー(左から) [写真]=Getty Images

 ビジャレアルが、センターバックを務める選手の売却だけで大きな利益を手にしていると話題を呼んでいる。20日付のスペイン紙『アス』が報じた。

 同紙によると、ビジャレアルは直近10年間で7名のセンターバックを他クラブに放出している。結果、総額で1億650万ユーロ(現在のレートで日本円に換算すると約132億円)もの移籍金を手に入れたという。

 最も高値がついたのは、2016年夏にマンチェスター・Uへ移籍したコートジボワール代表DFエリック・バイリー。当時、支払われた移籍金は約3800万ユーロ(約47億円)とされている。なお、2015年1月にエスパニョールからビジャレアルに加入した際に支払われた移籍金は550万ユーロ(約7億円)であり、わずか1年半で市場価値が約7倍に急上昇したことでも大きな注目を集めた。

 そして今夏も、ビジャレアルはセンターバックの高額売却に成功。アルゼンチン代表DFマテオ・ムサッキオを移籍金1800万ユーロ(約22億円)でミランに放出した。2009年夏の加入当時はBチーム登録だったが、8シーズンの在籍を経てトップチームのキャプテンを任されるまでに成長を遂げた同選手を高値で売ることに成功している。

 なお特筆すべきは、優秀なセンターバックを引き抜かれた後も、強固な守備組織を誇っていることだ。バイリーが退団して迎えた今シーズンも、リーガ・エスパニョーラでの失点数は「33」と、アトレティコ・マドリード(27失点)に次ぐ2位の記録だった。また、ここ4シーズン連続で6位以上と安定した成績を誇っている。

「優秀なセンターバックがいない」と言われて久しいが、“育てて売る”だけでなく、ピッチ上でも確かな戦績を残しているビジャレアルは、その他多くのクラブにとって模範となる存在かもしれない。

■過去10年間でビジャレアルが高額売却に成功したセンターバック(日本円は現レート換算)

▼2017年
マテオ・ムサッキオ→ミラン(2200万ユーロ/約22億円)
▼2016年
エリック・バイリー→マンチェスター・U(3800万ユーロ/約47億円)
▼2015年
ガブリエウ→アーセナル(1500万ユーロ/約19億円)
▼2013年
クリスティアン・サパタ→ミラン(600万ユーロ/約7億円)
▼2012年
イバン・マルカーノ→ルビン・カザン(500万ユーロ/約6億円)
▼2010年
ディエゴ・ゴディン→アトレティコ・マドリード(800万ユーロ/約10億円)
▼2008年
マルティン・カセレス→バルセロナ(1650万ユーロ/約20億円)

(記事/Footmedia)

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