19シーズンぶりにCL出場権を逃したアーセナル…来シーズンの陣容を英メディアが予想

19シーズンぶりにCL出場権を逃したアーセナル…来シーズンの陣容を英メディアが予想

英紙が来シーズンのアーセナルの陣容を予想 [写真]=The FA via Getty Images

 今夏の移籍市場が徐々に活性化の兆しを見せはじめており、世界で最も人気のあるリーグとして知られているプレミアリーグもこれから様々な選手の移動が予想されている。そんな中、19シーズンぶりに来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したアーセナルの陣容を、イギリスメディア『スカイスポーツ』が予測した。

 今シーズンのリーグ戦を5位でフィニッシュしたアーセナル。監督であるアーセン・ヴェンゲル監督にはファンから批判の的にされ、ホームスタジアムには「ヴェンゲル、アウト」のバナーも飾られた。しかしクラブ側はヴェンゲル監督と2019年までの契約延長に合意。そんなヴェンゲル監督率いるアーセナルは、来シーズンこそリーグタイトルを獲得するために新戦力獲得に力を注ぐ。

▼フォーメーション
 不調だったアーセナルを救ったのは4月から導入した新フォーメーションの3−4−2−1だった。就任して以来はじめて3バックを採用したヴェンゲル監督は最後にリーグ戦5連勝を達成。ヨーロッパリーグ出場権獲得に成功しただけではなく、FAカップでリーグ王者のチェルシーを下すことにも成功した。よって来シーズンは4−2−3−1と併用する可能性がある。

▼ディフェンス陣
 ローマで活躍しているポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーのレンタルバックを望んでいるとみられているが、ユヴェントスが獲得の打診をしている模様。ゆえに元チェコ代表ペトル・ツェフとコロンビア代表ダビド・オスピナの二枚看板は変わらないとし、第3GKとして引き続きアルゼンチン人エミリアーノ・マルティネスをベンチに置いておく方針だ。

 今シーズンの終盤戦で活躍したU−21イングランド代表ロブ・ホールディングが3センターバック(CB)の一角を来シーズンも担う。さらにフランス代表ローラン・コシェルニーとドイツ代表シュコドラン・ムスタフィの立ち位置も変わらず、上記の3選手がレギュラーとして固定されるとした同メディア。また、元ドイツ代表のペア・メルテザッカーがFAカップ決勝で自身の価値を証明して見せ、イングランド代表カラム・チェインバースもレンタル先のミドルスブラで1年通して活躍し来シーズンからは主力として計算できる。しかし、今シーズン44失点を喫してしまった守備陣には新しい戦力が必要。サウサンプトンのオランダ代表フィルジル・ファン・ダイクの獲得を狙っているが、今夏の人気銘柄だけに一筋縄ではいかない。

 ウィングバックには、すでにシャルケからボスニア・ヘルツェゴビナ代表セアド・コラシナツを獲得しており、スペイン代表エクトル・ベジェリンやナチョ・モンレアル、イングランド代表キーラン・ギブスらが在籍しているため補強の優先順位は高くない。

▼ミッドフィルダー陣
 セントラルMFに問題を抱えていた今シーズンのアーセナル。スペイン代表サンティ・カソルラの不在時にバランスを失っていたが、新フォーメーションを採用してからウェールズ代表アーロン・ラムジーとスイス代表MFグラニト・ジャカのパフォーマンスが上がっている。イングランド代表アレックス・オックスレイド・チェンバレンも攻撃的なポジションであれば自身の持ち味を生かせる。さらにイングランド代表ジャック・ウィルシャー、フランス代表フランシス・コクラン、エジプト代表モハメド・エルネニーはオプションとしては十二分。新しくチームに加わるとすれば、噂が出ているニースのコートジボワール代表ジャン・ミシェル・セリとなる。

▼アタッカー陣
 現在、一番問題を抱えているのがアタッカー陣。ドイツ代表MFメスト・エジルとチリ代表FWアレクシス・サンチェスの契約延長交渉が進んでおらず、仮に二人とも今夏の退団となれば相応の選手を獲得しなければならない。両者とも残り1年間は契約が残っているものの、特にサンチェスには様々なビッククラブが獲得に動いており多額の移籍金を用意されればオファーを断ることは難しい。

 昨シーズンにレスターをプレミアリーグ優勝へ導いたアルジェリア代表MFリヤド・マフレズ獲得やモナコのフランス代表トマ・ルマル獲得の可能性をうかがっているヴェンゲル監督だが、メインターゲットはフランス代表FWキリアン・ムバペ。すでに8700万ポンド(約122億円)のオファーを断られたと報道されているが、粘り強く交渉しているという。ムバペ獲得に失敗した場合はリヨンのフランス代表アレクサンドル・ラカゼットがセカンドターゲット。こちらは昨夏に3000万ポンド(約42億円)のオファーを断られており、今夏はさらに移籍金を用意して交渉に臨むようだ。加えてリヨンの会長もラカゼットの売却を容認しており、アーセナルに追い風が吹いている。

 イングランド代表ダニー・ウェルベックとスペイン人ルーカス・ペレスは放出要員。フランス代表オリヴィエ・ジルーもウェストハム移籍が取りざたされており、さらにイングランド代表セオ・ウォルコットも今シーズン限りでアーセナルを退団する可能性がある。

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