2年連続、パラリンアートカップが開催…審査員のセルジオ氏「選ぶ難しさ」

2年連続、パラリンアートカップが開催…審査員のセルジオ氏「選ぶ難しさ」

イベントに参加したセルジオ越後氏と北澤氏

 27日、障がい者が描いたアートのコンテストである「SOMPO パラリンアートカップ2017」の開催発表会が開かれた。

 同コンテストは障がい者自立推進機構が主催、「障がい者がアートで夢を叶える世界を作る」活動を目標とし、障がい者の自立と障がい者アートの世間への認知を目的としたもの。昨年は「日本プロサッカー選手会」の協力のもと同大会が開催され、およそ2000作品もの応募があり、今年は昨年より多くの作品が送られてくると予想。さらに今年は「日本プロサッカー選手会」に加え「日本バスケットボール選手会」も賛同する。これにより昨年はサッカーを題材にしたアートのみの応募だったが、新たにバスケットボールを題材にした作品も応募可能になった。

 発表会には日本プロサッカー選手会会長のヴィッセル神戸MF高橋秀人を初め、同副会長横浜F・マリノスMF中町公祐、日本バスケットボール選手会副会長小林慎太郎、千葉ジェッツ所属伊藤俊亮、アルバルク東京所属ザック・バランスキーら現役プロスポーツ選手たちが出席した。ほかにも日本障がい者サッカー連盟会長北澤豪氏、日本アンプティサッカー協会最高顧問セルジオ越後氏らが参加した。上記のゲストは作品の審査員も兼ねており、作品の募集を呼びかけた。

 セルジオ越後氏は「選ぶ難しさ」を述べ「責任は重いなと感じます。プレッシャーも感じている。こういう作品を書けることに感動を覚えた、私には真似できない。自分がこのような催し事を知らなかったことはすごく恥ずかしい。2020年のオリンピック・パラリンピックをきっかけにして、素晴らしい才能がたくさんの人の目に触れられることを願っている」と評した。昨年も審査員を担当した北澤氏は「今回はバスケットボールも入ってきます。スポーツ同士の垣根を外すこととしては重要な役割。競技団体としても素晴らしい機会だと思う。まずは知ってもらうことが大事」と未来に向けて明るい展望を示した。

 高橋も昨年審査員を務め「僕の周りのサッカー選手たちも『どの作品も素晴らしく簡単には選べない。見てて面白い』と言っていた。僕もこのような素晴らしい絵が描けるようになりたい」と語った。バスケットの小林も「昨年の作品を見させていただきました。これからどのような作品が見れるのか非常に楽しみです。これからパラリンアートとバスケットがさらに多くの人に知ってもらえるよう協力していきたい」と審査員として加われることを喜んだ。

 また日本代表MF香川真司がビデオメッセージにて出演。「サッカーに関係した作品をいくつか見させていただきました。その作品から非常にファンタジーを感じることができた。僕自身もサッカーからいくつもの力をもらいました。これから障がいのある方の力になれることを願っています。スポーツを愛するみなさんの力で、パラリンアートを応援しましょう」と力強いメッセージが送られた。

 コンテストの応募期間は7月1日から9月22日まで。一次審査と最終審査を経て12月に結果発表が行われる。

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