【大宮vs横浜FMプレビュー】大宮はホームでの横浜FM戦の勝ち点奪取率は90%超え…横浜FMはリーグ4連勝中

【大宮vs横浜FMプレビュー】大宮はホームでの横浜FM戦の勝ち点奪取率は90%超え…横浜FMはリーグ4連勝中

大宮は伊藤彰監督の就任以降、公式戦は4勝1分の無敗。調子上向きの状態でホームに横浜FMを迎える [写真]=J.LEAGUE PHOTOS

■大宮アルディージャ 残留争いのライバル、新潟と広島相手に勝利

【プラス材料】
 伊藤彰監督の就任以降、ルヴァンカップ、天皇杯を含めて5戦して4勝1分。無敗記録が続いている。リーグ戦ではJ1残留争いのライバルである新潟、広島相手に今季初の連勝を飾るなど、悪い流れは断ち切った。

 指揮官は「まだ何も成し遂げていない」と冷静だが、「勢いが出る」と手応えも口にしている。結果を残すことで自信が増し、それが積極的なシュートや一対一での果敢な仕掛けなど、ピッチでの前向きな姿勢に結びついている。

 横浜FMとは相性がいい。通算成績は10勝14分11敗で、ほぼ互角だが、リーグ戦のホームゲームでは、J1昇格を果たした2005年から11試合して1度しか負けていない。埼玉スタジアムや駒場での試合もあったとはいえ、今回もNACK5スタジアム大宮の声援が力となるだろう。

【マイナス材料】
 残留争いの直接対決と言えた新潟、広島を連破。降格圏を脱出して15位となったことが、気の緩みを生む危険性はある。

 伊藤監督となってから定位置を守っているGK松井謙弥は、「まだまだここからです。油断せずに積み重ねていきたい」と集中力を高めているものの、横浜FMの中町公祐が「ウチにとっては鬼門」と語るように、ホームゲームでの高い勝率は周知の事実。ホームで負けていないという思いも、マイナスに働かないとは限らない。

 ボールを持ち、主導権を握った試合運びを見せる横浜FMに対して、どこまで耐えられるか。リーグ前節の広島戦も6割近いポゼッションを許したなか、なんとか先制して流れを引き寄せた。3戦連続で完封勝利中であり、中澤佑二の連続フル出場記録がかかる横浜FMの攻撃を凌ぎ、先制点を奪わないと苦しい展開が予想される。

文:totoONE編集部

■横浜F・マリノス 3試合連続完封勝利とディフェンスが安定

【プラス材料】
 リーグ前節の神戸戦に2−0で勝利し、4連勝を飾った。前半こそ拮抗した内容でスコアレスで折り返したが、後半開始早々に山中亮輔のクロスから中町公祐が今季初ゴールを決める。さらに試合終了間際にウーゴ・ヴィエイラが追加点を記録した。

 守っても盤石の内容で3試合連続完封勝利を手にした。この試合でフィールドプレーヤーとしては浦和の阿部勇樹が持つJ1連続フル出場記録139試合に並んだ中澤佑二をディフェンスリーダーとした守備が安定している。特に前半を無失点で終えることで後半に勝機が膨らんでいる。

 攻撃陣では日替わりでヒーローが生まれている好状況だ。神戸戦では前記した中町、前々節のFC東京戦では天野純がリーグ戦初ゴールを決めている。

【マイナス材料】
 大宮との相性はいま1つで、昨季リーグ戦は2戦ともに1−1の引き分けだった。過去対戦では特にアウェイゲームでは勝ち切れておらず、苦手としている相手だ。

 4連勝中という好調な流れを生かして“鬼門“を突破し、5連勝できるか。気がかりなのは、ここまで無得点と沈黙が続いている齋藤学だ。攻撃陣の多くが好調を維持しているなかで、主将で背番号10のこの男だけにゴールが生まれていない。焦りが先行すると悪循環になるため、自然体でこの一戦に臨めるかが重要だろう。

 また、パク・ジョンスとデゲネクのポジション争いもチームのバランスに影響を与えるかもしれない。好調の流れを引き継ぐならばパクの先発が現実的だが、開幕から先発していたのは、コンフェデレーションズカップから29日に合流したばかりのデゲネク。ここでのチョイスが明暗を分けるかもしれない。

文:totoONE編集部

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