独代表監督、バイエルンの若手補強戦略を支持「選手は恩恵を受けられる」

独代表監督、バイエルンの若手補強戦略を支持「選手は恩恵を受けられる」

バイエルンに加入したズーレ(左)とレーヴ監督(右)[写真]=Bongarts/Getty Images

 ドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督が、ドイツ代表候補の若手たちを補強するバイエルンの戦略について語った。ケルンの大衆紙『エクスプレス』が6月30日に伝えた。

 バイエルンは新シーズンに向けて、ホッフェンハイムから21歳のDFニクラス・ズーレと、ブレーメンから21歳のMFセルジュ・ニャブリの若手ドイツ代表2人を獲得。さらに同じくホッフェンハイムから27歳の同代表MFセバスティアン・ルディも加入している。

『エクスプレス』紙のインタビューに応じたレーヴ監督は、「以前にも、7、8人のバイエルンの選手がドイツ代表だった時期がある。個人的には、補強戦略はいいものだと思う」とポジティブな反応を見せている。「バイエルンでは、成功へのプレッシャーを前もって体験できるからね。このクラブでプレーするメンタリティや自覚を身につけることで、選手は大きな恩恵を受けられる」と、バイエルンでドイツ人がプレーする利点を挙げた。

 代表チームにとってもクラブチームでお互いを知り合っていることが利点になると言うが、その一方でバイエルンでプレーすることが代表選出の基準になることはないと言う。「最終的には選手の質、そして代表チームが持っているコンセプトが決定的な意味を持つ」と代表監督としての意見を述べた。

 バイエルンも、キャプテンを務めた元同代表DFフィリップ・ラームの引退でひとつの時代に幕を下ろし、新たな時代に移行している。ウリ・ヘーネス会長自身は、6月29日の『kicker』誌の中で、「20歳から22歳までの若手選手を集めて再び批判が起こっている。だが、29、30歳の選手に1億ユーロ(約128億円)も掛けてしまえば、チームを作り直すなど不可能だ。そんなものは補強戦略とは言わない。若手を重用し、チャンスを与え、チーム再構築の道を行くか、それとも最初からその道を放棄するかしかないんだ」と今後の方針を暗示している。

 ドイツ代表は7月2日、FIFA コンフェデレーションズカップ ロシア 2017で大会初制覇を果たした。若手主体のチームで、ズーレやルディ、そしてDFジョシュア・キミッヒのバイエルン組は中心選手として優勝に貢献。さらに、ニャブリはU−21ドイツ代表の一員として、8年ぶりのU−21欧州制覇を支えた。今夏、代表チームで活躍した選手たちが、バイエルンでポジションを勝ち取り、ドイツ代表に定着するのも時間の問題かもしれない。

関連記事(外部サイト)