【川崎vs磐田プレビュー】川崎は公式戦4連勝中と絶好調…磐田はリーグ最少15失点と堅守が武器

【川崎vs磐田プレビュー】川崎は公式戦4連勝中と絶好調…磐田はリーグ最少15失点と堅守が武器

川崎は10勝5分3敗の3位でリーグ中断期間を迎えた。公式戦4連勝中と波に乗る [写真]=J.LEAGUE PHOTOS

■川崎フロンターレ 中断期間には約1週間の函館キャンプを実施

【プラス材料】
 7月は公式戦4連勝中と絶好調だ。全試合で3点以上を挙げており、チームの得点力を示している。メンバーを半分近く入れ替えて臨んだ天皇杯3回戦の群馬戦でも4−0と完勝。総合力も向上していることを示すことができている。

 このインターバル中、チームは約1週間の函館キャンプを行い、ファン感謝デーを開催。磐田戦は英気を養って迎える一戦となる。

 練習を見る限り、メンバーの大枠は変わらないと見ていいだろう。リーグ前節の鳥栖戦では連戦を考慮して中村憲剛と登里享平を後半から出場させたが、今回はスタートから出る見込みだ。中盤の流動的な崩しで、ハイラインを保ちながら堅い守備を誇る磐田を、中盤の流動的な崩しでこじ開けられれば勝機は高まる。
 
【マイナス材料】
 直近のリーグ戦では浦和戦で1失点、鳥栖戦で2失点と少しずつ失点が目立ち始めている。その内訳はセットプレーやクロスボールの対応によるものだ。

 そして今節の相手には、日本屈指のキッカーである中村俊輔がいる。空中戦の対応には警戒が必要だが、それ以上に危険な位置で不用意なファウルを犯さないことが重要になる。

 主力に離脱者はいないものの、キャンプ中に左太もも筋膜炎を発症したキャプテン小林悠の状態は懸念材料だ。試合前々日には全体練習に合流。「練習は問題なくできているので、試合にも臨めると思います」と本人は出場に意欲的だが、鬼木達監督は「出たら100パーセントでプレーする選手なので、こちらでうまくコントロールしたい」と、起用には慎重な姿勢も見せている。

文:いしかわごう

■ジュビロ磐田 筑波大のFW中野誠也がデビューの可能性も

【プラス材料】
 公式戦7連勝中の磐田は満を持してリーグ戦再開を迎える。

 好調を支えるのは、リーグ最少15失点と安定する守備だ。リーグ戦は3戦連続で無失点に抑えており、クラブ記録の4試合連続まで残り1と迫った。リーグ前節の甲府戦は前半の1点を守り切る巧みな試合運びも見せた。

 中断期間には短期合宿を実施。戦術の再確認と共に、前半戦の好プレー集を確認するなど良いイメージを持ったまま川崎に挑む。

 けが人の復活も好影響をもたらしそうだ。12日に行われた天皇杯の湘南戦では、ひざのじん帯を痛めたベテランの太田吉彰と藤田義明が公式戦復帰。長期離脱者2人を除く全選手が万全の状態を整えた。

 さらに、特別指定選手として筑波大のFW中野誠也が合流。今節ベンチ入りする可能性もあり、天皇杯で3試合5得点と筑波大学の快進撃を支える点取り屋がデビューするかにも注目が集まる。

【マイナス材料】
 川崎との通算対戦成績は10勝4分け13敗と負け越している。近年は特に苦手とし、リーグ戦での勝利は2011年12月までさかのぼる。

 さらに、等々力では2007年6月以来白星から見放されている。昨季も粘り強く戦いながらオウンゴールの1点に泣いた。苦手な敵地で、難敵を打ち破るのは容易ではなさそうだ。

 5月のホーム戦も善戦しながら0−2で敗れた。前半は主導権を握りながら逸機が続き、相手を上回る11本のシュートを放ちながらネットを揺らせなかった。逆に後半は2失点。川崎の地力を見せつけられた試合だった。

 磐田はリーグ戦5連勝と勢いに乗るが、川崎もリーグ戦3連勝。磐田はリーグ3位の33得点を誇る相手の攻撃を耐えられるかどうかが、勝敗のポイントになりそうだ。

文:totoONE編集部

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