【新潟vs横浜FMプレビュー】新潟は前節のドローで連敗を6でストップ…横浜FMはポジション争いがプラスに作用

【新潟vs横浜FMプレビュー】新潟は前節のドローで連敗を6でストップ…横浜FMはポジション争いがプラスに作用

横浜FMの17失点はリーグ最少の数字。不動のセンターバック中澤佑二の貢献度は高い [写真]=J.LEAGUE PHOTOS

■アルビレックス新潟 新加入の大武峻、磯村亮太はさっそくフィット

【プラス材料】
 リーグ前節、FC東京と1−1で引き分けて、連敗をようやく6でストップさせた。新加入の大武峻、磯村亮太も先発フル出場を果たし、対人の強さ、ビルドアップでチームにプラスアルファをもたらした。

 もう1人の新加入FWドウグラス・タンキの選手登録が間に合うかは、本稿締め切り時点で明らかではない。出場可能となれば、強烈な左足シュート、ヘディングシュート、さらに屈強なフィジカルを生かしたポストプレーで、攻撃をバージョンアップしてくれそうだ。

 リズムに乗るチームプレーとして、カギを握りそうなのがセットプレーだ。マンツーマンからゾーンに守備を変更したのも、長身の選手が加入したから。FC東京戦では、ここまで苦手にしていたセットプレーからの失点をゼロに抑え、ゴールも奪った。

【マイナス材料】
 前節のFC東京戦でゴールを挙げたチアゴ・ガリャルドが、警告の累積で出場停止となる。トップ下の位置でパスを集配し、チャンスメークに大きくかかわるMFだけに、その不在はマイナス材料と言える。

 ただし、代わりに出場する日本人選手がチアゴ・ガリャルドとは違う形でチームを機能させることができれば、今後の残留争いを勝ち上がる新たな力となる。

 ブラジル人MFは技術を生かして攻撃にアクセントをつける一方で、ボールに触ろうとするあまり、全体のバランスを崩したり、守備でプレスを掛ける際のほころびになりがち。意思の疎通を図りやすい日本人選手がチーム全体でのハードワークにつなげられれば、10番不在はプラスに作用する。

文:totoONE編集部

■横浜F・マリノス 天野純が右ふくらはぎを痛めたのは不安材料

【プラス材料】
 各ポジションの争いが激しくなり、競争原理が働いている。

 1トップは富樫敬真とウーゴ・ヴィエイラが、トップ下は天野純とバブンスキーが競う。両サイドの軸は齋藤学とマルティノスだが、前田直輝と遠藤渓太も好調を維持している。ボランチはリーグ前節の清水戦で先発した中町公祐と扇原貴宏に加えて喜田拓也もいる。右サイドバックは金井貢史と松原健が、左サイドバックは山中亮輔と下平匠がしのぎを削る。センターバックの中澤佑二こそ不動の存在になっているが、デゲネクとパク・ジョンスはアジア枠を争うライバルだ。

 ほとんどのポジションで複数の主力選手がいる状況で、長期離脱選手はいない。これから夏場の暑い時期を乗り切るだけの戦力は整っている。

【マイナス材料】
 前節の清水戦が2−2の引き分けに終わり、これでリーグ戦は2試合連続ドローに終わった。前々節の広島戦もリードを守り切れず、上位進出には勝ち切る強さが必要と言えるだろう。5連勝達成時のように先行逃げ切りのパターンを再び確立したいところだ。

 選手個々に目を移すと、清水戦で右足甲を裂傷した中澤佑二のコンディションは気がかり。3日の練習から合流しており先発に支障はなさそうだが、経過をしっかり観察したい。

 また、2日の練習で天野純が右ふくらはぎを痛め、3日は別メニュー調整となった。ここまでフルタイム出場を続ける中盤のダイナモが欠場するとしたら大きな痛手。天野はリスタートのキッカーでもあり、出場可否がチームに大きな影響を与えるだろう。

文:totoONE編集部

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