快勝スタートのマンU…ウェストハム戦、5つの“トーキングポイント”を英国紙が列挙

快勝スタートのマンU…ウェストハム戦、5つの“トーキングポイント”を英国紙が列挙

開幕戦に解消したマンチェスター・U [写真]= AMA/Getty Images

 プレミアリーグ開幕戦が13日に行われ、マンチェスター・Uとウェストハムが対戦。新戦力のベルギー代表FWロメル・ルカクが2得点を挙げる活躍を見せて、ホームのマンチェスター・Uが4−0と快勝した。イギリス紙『デイリー・ミラー』は、同試合の“トーキングポイント”として5つの観点を挙げている。

■ネマニャ・マティッチは“新ロイ・キーン”
 新戦力のセルビア代表MFマティッチは、今夏の移籍市場で最高の買い物になるかもしれない。昨シーズンはフランス代表MFエンゴロ・カンテの横で寡黙に自分の仕事をこなしてチェルシーのリーグ優勝に貢献した。そんな同選手をライバルクラブに手放したチェルシーは、とんでもなく馬鹿げた判断をした可能性がある。マティッチは1990年代後半からの元アイルランド代表MFロイ・キーン氏同様に中盤を支配すると、ボール奪取でルカクの先制点の起点にもなった。キーンほどの“いじめっ子”感はないが、似たタイプと言える。

■ロメル・ルカクは“新ズラタン・イブラヒモヴィッチ”
 昨シーズンは元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチがマンチェスター・Uの得点源になったが、今シーズンはルカクがその役を担いそうだ。試合序盤は敵陣のペナルティエリアの周辺をうろつき回るだけで大人しく見えたが、ゴールを奪ってからは活き活きとプレー。エヴァートンという中流チームの憂鬱から解放され、国際的なスーパースターへと進化を遂げようとしている。7500万ポンド(約110億円)の移籍金に見合った仕事をしてくれそうだ。

■ブリントを左サイドバックに
 ここ数シーズン、左サイドバックはマンチェスター・Uにとって悩みの種だった。イングランド代表DFルーク・ショーとアルゼンチン代表DFマルコス・ロホは安定して活躍することができず、この試合では両選手とも怪我のためにオランダ代表DFデイリー・ブリントが代役を務めた。プレシーズン中にはイタリア代表DFマッテオ・ダルミアンも起用されたが、どうやらこの穴を上手く埋めてくれるのはブリントのようだ。同選手は90分間を通してほぼノーミス。攻撃面でも貢献し、後半にはわずかにゴールの枠の上に外れるシュートまで放った。

■お粗末なハマーズ
 ウェストハムの控え選手は、7名のうち5名がDF。さらに1名がGKという顔ぶれだった。まさに選手層の薄さを物語っている。ウェストハムは今夏、選手を入れ替えるのではなく不要選手の売却に奔走してきた。メキシコ代表FWハビエル・エルナンデス、イングランド代表GKジョー・ハート、アルゼンチン代表DFパブロ・サバレタなど質の高い選手も加えたが、それ以外がいない。残念な1年になるかもしれない。

■“お豆”に寄せられる期待
 心もとない選手層のせいで、新エースとして期待されるJ・エルナンデスの重圧は増す一方だ。イングランド代表歴を持つFWアンディー・キャロルには常にコンディション問題がつきまとい、もう一人のストライカーであるセネガル代表FWディアフラ・サコは役者不足。この試合で、“チチャリート(スペイン語で「小さなエンドウ豆」を意味する)”の愛称で親しまれるJ・エルナンデスは、何度か巧みなボールタッチを披露するのが精いっぱい。彼が本領を発揮するのはゴール前。そのためにはパスの供給源が必要なのだ。

(記事/Footmedia)

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