明暗分かれるレアルとバルサ、最大の違いはアセンシオの存在にあり

明暗分かれるレアルとバルサ、最大の違いはアセンシオの存在にあり

マルコ・アセンシオは新たなメッシとなるのか [写真]= fotopress/Getty Images

 スーペルコパ・デ・エスパーニャではレアル・マドリードが敵地でバルセロナに完勝した。移籍市場でも元U−21スペイン代表MFダニ・セバージョスを筆頭に次世代のスペインを担う若き才能を獲得し、盤石の体制を敷く一方、バルセロナはスターを失い、29歳のブラジル代表MFパウリーニョに4000万ユーロ(約52億円)を投資した。

 ピッチ内外で差が見え始めた両者の最大の違いはスペイン代表MFマルコ・アセンシオにあるのかもしれない。スペイン紙『マルカ』が14日に公開したコラムで、筆者のホセ・フェリックス・ディアス氏は以下のような見解を示している。

「ジネディーヌ・ジダン監督は初めてマルコ・アセンシオを見たときに確信していた。時代を代表する選手になると。19歳という年齢は関係なかった。ファーストチームに欲しいと思った」

「その思いに応えるように、アセンシオは飛び抜けたプレーと試合を決めるゴールを見せ、現在レアル・マドリードとバルセロナの間にある違いをはっきりと浮き彫りにしてみせた。勝者と敗者。一方は若く、どん欲で、才能を持った選手と契約し、他方はメッシを継ぐと言われた選手を失った」

「レアル・マドリードは均整のとれたスカッドを持つが、バルセロナはどこに向かっているかわからない。もっと言うと、レアル・マドリードはアセンシオを400万ユーロ(約5億2000万円)以下で獲得したが、バルセロナは彼にその額の価値すらないと評価を下した」

「日曜日の夜、アセンシオはまたしても綺羅星のような活躍を見せ、世界のベストプレーヤーにしかできないこと…カンプ・ノウを沈黙させることに成功した。スーペルコパをクラブにもたらし得るゴールを決め、バルセロナを疑念の底に落とし込む強烈な一太刀を浴びせた。それは結局、セルヒオ・ブスケツのような選手に、公に補強を求めさせるという結果につながった」

「ジダンはいかなる時もアセンシオに信頼を示してきた。しかし同時にメッシ以降、そのレベルに届いた左利き選手を見たことがないと伝えてきた。この“煽り”は、アセンシオ自身の忍耐力も相まって、世界最高峰へと至る過程で重要な要素となっている」

「レアル・マドリードのスポーツマネジメントも担当するジダンは、選手の獲得を中断させている。なぜならそれはアセンシオら若きヤングスターを揃えるレアル・マドリードは、メッシ1人の天才性にすべてを託したバルセロナの陣容をはるかに上回っているからである」

「メッシレベルに到達できる選手を見たことがない、というジダンの考えを裏切ることができるかはまだまだ分からないが、彼の成長はますます高まっていくばかりである」

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