レアル、クラシコでことごとく10人に…直近26回中11回の退場処分

レアル、クラシコでことごとく10人に…直近26回中11回の退場処分

2分間で2度の警告を受けて退場となったC・ロナウド [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードが敵地カンプ・ノウでバルセロナに3‐1で先勝するという結果に終わった、現地時間13日のスーペルコパ・デ・エスパーニャのファーストレグ。8日に行われたUEFAスーパーカップではマンチェスター・ユナイテッドを2‐1で下しており、早くも今シーズン2つ目のタイトルに王手を掛けたレアル・マドリードだが、その一方でバルセロナとの“エル・クラシコ”でのあまりの退場者の多さが話題となっている。

 今回の一戦では、途中出場から鮮やかな決勝点を決めたエースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、わずか2分間で相次ぎ警告を受けて、“エル・クラシコ”では自身初となる退場処分を食らった。だが、ゴールを決めた後にユニフォームを脱いだことによる80分のイエローカードは妥当だったものの、シミュレーションを働いたことによる82分のイエローカードは主審の判断に疑問符が付けられている。むしろ、バルセロナがこの日唯一の得点となったPKを獲得した際のウルグアイ代表FWルイス・スアレスのプレーの方がダイビングの疑いが強く、またもやレアル・マドリードに不利な判定が下されたとの声も上がっている。

 というのも、直近の7年間で26回行われて来た“エル・クラシコ”で、レアル・マドリードは11回も退場者を出しているからだ。バルセロナが本拠地カンプ・ノウでレアル・マドリードに5‐0で圧勝した2010年11月29日の一戦で、スペイン代表DFセルヒオ・ラモスが退場処分を受けて以来、レアル・マドリードが10人で試合を終えたのは今回で11回を数える。その退場者の内訳は、S・ラモスが4回、元同代表DFラウール・アルビオル、同代表MFイスコ、ポルトガル代表DFペペ、アルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリア、ドイツ代表MFメスト・エジル、ブラジル代表DFマルセロ、C・ロナウドがそれぞれ1回となっている。これに対し、バルセロナが10人で試合を終えたのはわずか3回で、退場者の内訳は元スペイン代表GKホセ・マヌエル・ピント、元同代表FWダビド・ビジャ、元同代表GKビクトル・バルデスが1回ずつとなっている。

 以前の対戦では、バルセロナが圧倒的にボールを支配するため、ファウルも辞さぬプレーで対抗したレアル・マドリードに退場者が出るのは必然的だった。しかし、両者の力関係が拮抗してきた近年も傾向が変わらないというのは不可思議にも映る。それどころか、レアル・マドリードは直近5回の対戦で4回も退場者を出すなど、流れに拍車が掛かっているとも言える。

 とはいえ、もちろん主審には意図的にバルセロナ有利に笛を吹いているつもりはないはずだ。むしろ、冷静な判断に狂いを生じさせてしまうほど、“エル・クラシコ”には当事者にしか分からない独特の熱気や妖気が流れているのだろう。

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