【新潟vs仙台プレビュー】小川佳純と富山貴光が新加入した新潟…2試合連続の無失点と守備上々の仙台

【新潟vs仙台プレビュー】小川佳純と富山貴光が新加入した新潟…2試合連続の無失点と守備上々の仙台

仙台のMF奥埜博亮(中央)は新潟との相性が良い。2015年と16年のアウェイ戦で計3得点を挙げている [写真]=J.LEAGUE

■アルビレックス新潟 小川佳純は紅白戦でさっそく2ゴールを記録

【プラス材料】
 鳥栖からMF小川佳純、FW富山貴光が期限付きで加入。リーグ前節、同じく降格圏に沈む大宮に0−1で敗れて3連敗となったチームは3試合ノーゴールで、チームの攻撃に大きな化学変化を起こすことが期待される。

 全体練習に加わって2日目に行われた紅白戦では、複数のポジションでプレーできる小川はトップ下で、富山は1トップでプレー。小川は2ゴールと、いきなり攻撃面で存在感を発揮し、富山も攻守に惜しみなくエネルギッシュな動きを見せてアピールしていた。

 コンビネーションを深める時間が圧倒的に短いことは承知のうえで、新加入の2選手と周囲がどれだけシンクロできるか。即戦力の活躍が求められているのは間違いない。

【マイナス材料】
 前節は残留を争う大宮を相手に、痛恨の黒星を喫した。自陣深い位置での相手スローインで選手交代をすると、そこから一度も自分たちのボールにすることなく守備に追われたあげくに、たまらずファウル。そのセットプレーの流れから決勝点を奪われる悪循環に、チームが置かれた状況の苦しさ、厳しさがにじみ出ていた。

 大宮戦で浮き彫りになった課題は、守備の機能不全だ。呂比須ワグナー監督は就任当初のブロックを敷いて守備を固め、カウンターを仕掛ける戦い方から、点を取るために前からボールを奪いに行く守備に方針を転換。だが、実際には思うようにはまってはいない。どこまでコミュニケーションをすり合わせ、個々の判断を整理できているかが勝敗を左右する。

文:totoONE編集部

■ベガルタ仙台 中断期間に加入した新戦力3人は調子上向き

【プラス材料】
 ホームで行われたリーグ前節の広島戦は、リーグ戦では実に8試合ぶりの勝利を挙げた。2試合連続の無失点で、守備に自信がついてきた。

 中断期間に加入した新戦力3人は、コンディションが上がっている。古林将太は右のウイングバックとして先発候補に名乗りを上げ、続いて加入したヴィニシウスと野津田岳人も、14日にJサテライトリーグの広島でプレーして今節に向けた準備を進めている。特に野津田は、昨季に所属していた“古巣”の新潟相手の出場を目指している。

 既存戦力も負けてはいない。1−0で勝ち点3を得た前節に決勝点を記録した奥埜博亮は、2015年と16年にデンカビッグスワンスタジアムで開催された新潟戦2試合で、計3得点を記録した経験を持つ。チームはいずれも勝利している。今季第13節の新潟戦で2得点し、2−1の勝利に貢献したクリスランと共に、ゴールが期待される。

【マイナス材料】
 前節の広島戦まで2試合連続のホームゲームだったが、今節の新潟戦からアウェイゲームが2試合続く。

 最近の仙台は8月でも最高気温が25℃に達しないことも多いため、ホームとアウェイとの気温差に対応しなければいけない。前節にチームの走行距離とスプリント数がどちらもJ1で3位に入ったように、仙台は運動量が必要な戦い方をしているため、暑いなかでも走れるようにコンディションを調整する必要がある。

 また、守備は改善傾向があるが、攻撃では5試合連続で複数得点がない。最近の試合でゴールから遠ざかっているクリスランや、石原直樹、西村拓真といったFW陣の奮起が待たれる。

文:totoONE編集部

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