より良い人間であろう…エヴラがテロや宗教を語る「賢しい言葉より行動を」

より良い人間であろう…エヴラがテロや宗教を語る「賢しい言葉より行動を」

エヴラがインスタグラムで力強いメッセージ [写真]=Icon Sport via Getty Images

 フランス代表DFパトリス・エヴラが現代に蔓延する歪んだ宗教観や頻発するテロリズムに対して強いメッセージを発信した。

 21日、エヴラは自身のインスタグラムを更新。少年時代の写真を添えて、以下のようなメッセージを送った。

「少し、この瞬間に世界で起こっていることと、宗教について自分の意見を言いたい」

「僕は6カ国語が喋れる。カトリックとして育てられてきたけど、いろいろな言語を話したいのと同様にすべての宗教についても勉強したいと思っている。現在はイスラム教の勉強をしていて、コーランを読んでいる」

「大人になればなるほど、自分自身に問いかけるようになった。僕は神様を信じるし、イエスを信じる。なのになぜ預言者ムハンマドを信じない?」

「宗教を利用して戦争を生み出す人がいる。宗教を盾に世界中で罪の無い人を殺す人たちがいる。一部の人間は歪んだ宗教観に惑わされているし、一部の指導者やメディアは特定の宗教を標的にして憎悪を作り出そうとしている…。僕は、誰かや宗教にレッテルを貼る前に、まずはそれについて学んでみて欲しいと思っている」

「繰り返し言うけど、イスラム教は平和や互助を謳うとても素晴らしい宗教。悪意のあるメディアから離れよう。神様は無実の人を殺すために人間を生み出したわけじゃない。人それぞれに人生の意味があって、僕はみんなに明るさや幸福を届けたい。人生は一度きりだし、僕たちがこの世界にいる理由は、神様が僕たちに何かを成し遂げて欲しいから。僕はサッカー選手として世界の役に立つために努力を重ねてきた。セネガルでは400人の子供たちを支援しているし、このプロジェクトを世界中に広げていきたい。称賛が欲しいわけじゃない。ただこの世界に生まれた意味を知っているから。ただできる限り良い人間でありたいと思うから」

「どんな困難な状況でも、いつだってより良い人間になれるはず。より良い人間であろうとすること…僕にとってはこれが完璧な宗教だと思う。宗教的であることは決してただ祈ることではなく、どのように振る舞うかだと信じる」

「僕はすべての神様に祈るよ。教会で、モスクで、シナゴーグで。深く瞑想して、自分を開け放つ。みんな、同じ神様に祈っている。それは自分を深く理解することだと確信している。そうすることで少し違った世界が見えてくるはずだ」

「憎むことをやめよう。知らないものを恐れるのをやめよう。テロリズムをやめよう。お互いの宗教を尊重しよう。もし、あなたが特定の宗教が怖いなら…怖がる代わりに学んで、耳を傾けてみよう。判断を下す前に。もちろんこれは僕個人の意見だけど、この世界はもう少し、“賢しい言葉”より“行動”が必要なはずさ…」

関連記事(外部サイト)