【鳥栖vsG大阪プレビュー】ホームでのG大阪戦は4戦全勝の鳥栖…ダイヤモンド型の4−4−2が濃厚なG大阪

【鳥栖vsG大阪プレビュー】ホームでのG大阪戦は4戦全勝の鳥栖…ダイヤモンド型の4−4−2が濃厚なG大阪

G大阪は今季初の4戦白星なし。「いかにアグレッシブにコンパクトに戦えるか」と長谷川健太監督(左端) [写真]=J.LEAGUE

■サガン鳥栖 今季のホームゲームは8勝1分2敗と好成績

【プラス材料】
 リーグ前節の大宮戦では相手をシュート4本に抑え込み3−0で快勝。FWイバルボが待望のリーグ戦初ゴールを挙げるなど、調子を上げている。

 第21節の柏戦、第22節の横浜FM戦というアウェイ2連戦を1分1敗の未勝利で終わってしまっただけに、前節から続くホーム2連戦で今季2度目の2連勝を狙っている。ホームのベストアメニティスタジアムではG大阪に対してリーグ戦は4戦全勝と抜群の相性の良さを誇る。また、今季のホームゲームは8勝1分2敗と抜群の強さを見せている。

 最近先制した3試合はすべて勝利に結びつけている。鳥栖本来スタイルである、先行して堅守で逃げ切るという戦い方を取り戻している点は大きい。

【マイナス材料】
 アウェイで行われた前回対戦には0−3と敗れた。長身FWの長澤駿に2ゴールを献上したが、昨季8月の対戦でも決勝ゴールを許している。福田晃斗は「長澤選手にやれているので注意したい」と気を引き締めた。

 鳥栖にとって気がかりなのは、エースFW豊田陽平の不調。現在4得点にとどまっている。第9節の鹿島戦以来、ゴールから遠ざかっているだけでなく、今季のゴールはPKとセットプレーからのみで、流れのなかからは決められていない。

 また、新加入の河野広貴も前節先発したものの本来のプレーにはほど遠い状態だった。そのため居残り練習でランニングを続けて少しでもコンディションを上げようとしている。豊田と河野が本来の状態に戻れば、鳥栖の反撃態勢が万全のものになるのだが……。

文:荒木英喜

■ガンバ大阪 「いかにアグレッシブにコンパクトに戦えるかがポイント」

【プラス材料】
 DFファビオがけがのため欠場したここ3試合は、MF今野泰幸をセンターバックの一角に据えた3バックを敷いてきた。

 しかし、そのDFファビオもけがが癒え、直近の練習試合では45分間の時間制限を設けてプレー。リバウンドもなかったことからファビオは今節の戦列復帰が濃厚で、それに伴い4バックに戻すことになりそうだ。

 中盤は圧巻の運動量を見せているMF井手口陽介をアンカーに、ダイヤモンド型の採用が濃厚。ボールをためられる選手がいないことが攻撃のパワー不足を招いている理由の1つということも踏まえ、MF遠藤保仁がトップ下で起用されそうだ。「いかにアグレッシブにコンパクトに戦えるかがポイント」と長谷川健太監督は話す。

【マイナス材料】
 7月に入ってから、仙台戦を除く7試合で先手を取られた戦いを強いられている。前節の柏戦に0−1で敗れ、今季初の4戦白星なしという苦境に立たされている。

 球際や1対1の勝負など、個々のちょっとした対応の甘さから失点を招いている印象がある。その理由に挙げられるのが前線からのプレスが効かず、全体のラインが下がってしまっていること。ラインが低くなる影響から、高い位置でボールを奪って仕掛けることができず、FWまで長い距離、時間をかけて攻撃をしなければならないという悪循環も生んでいる。

 事実、直近の柏戦のシュート数はわずかに6本。その状況からも「いい攻撃がいい守備につながるという意識をチームとして今一度見直す必要がある」と長谷川監督は言う。それができなければ前線の2トップの破壊力も生かされない。ここ2試合、攻撃陣は無得点と沈黙している。

文:totoONE編集部

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