“自分たちの”から“型にはまらないサッカー”へ…主将・長谷部「柔軟性が武器」

“自分たちの”から“型にはまらないサッカー”へ…主将・長谷部「柔軟性が武器」

長谷部が語る日本代表の武器はどんな相手にも対応できる「柔軟性」 [写真]=新井賢一

 8月31日のワールドカップ出場を決めたオーストラリア戦の激闘から一夜明け、日本代表の選手たちは軽めの練習を行った。

 主将としてチームを勝利、6大会連続のW杯に導いたMF長谷部誠(フランクフルト)は「契約延長した(吉田)麻也がシャンパンを用意して」ささやかなお祝いをしたと明かした。「僕は全然飲まないですけど」という長谷部は「前半はミスも多くて貢献したとは思えないですけど、勝てたというのは意味のあること」と試合を振り返った。

 これからの1年間はW杯本大会を見据えた戦いになる。現在の代表の強さは「競争+戦術」にあると分析した長谷部。「今までは中心となってきた選手が変わらず出てきたけど、若い選手たちが少しずつ活躍し始めている。やっと競争が出てきたと。ただそこにはベテラン、若手と区別する必要がなくて、例えば今ちゃん(今野泰幸)が入ってきてもいいですし、僕もそことの争いがある」と新しい流れができつつあると明かし、それはヴァイッド・ハリルホジッチ監督の「コンディション重視、調子重視」の姿勢によるところが大きいという。

 戦術の部分では「型にはまらない戦いができている。対戦相手がどうででくるかに合わせて臨機応変に、柔軟に対応していくサッカーだ、というのがはっきりしてきた」とハリルホジッチ監督の手腕を称賛。「やり方、フォーメーション、プレスの掛け方は毎試合違ってくる。柔軟性が戦術の中にある」と話し、日本代表の武器は「柔軟性」だという認識を示している。

 2014年のブラジルW杯ではアルベルト・ザッケローニ監督のもと、日本人の特徴を活かした“自分たちのサッカー”を熟成させて挑んだ。ロシアでの戦いはその「柔軟性」を自信にして戦うという長谷部。「どういう相手にも対応できる」という芽生えた自信を「この1年間で突き詰めていく」と誓った。

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