【FC東京vsC大阪プレビュー】FC東京は萩洋次郎の復帰でバランスが向上…C大阪のFC東京との直近5対戦は3勝1分1敗

【FC東京vsC大阪プレビュー】FC東京は萩洋次郎の復帰でバランスが向上…C大阪のFC東京との直近5対戦は3勝1分1敗

前回対戦はC大阪が3−1で勝利。エースの杉本健勇(左端)が反撃ののろしとなる同点弾を決めた [写真]=J.LEAGUE

■FC東京 ルヴァンカップ敗退が、勝利を渇望する気持ちをかき立てる

【プラス材料】
 ワールドカップ最終予選中に行われたルヴァンカップ準々決勝では、川崎に敗れて敗退が決定した。天皇杯も既に敗退しているため、今季のFC東京にとって残された公式戦はリーグ戦のみ。その分、チームは勝利に飢えている。篠田善之監督をはじめ、選手たちは改めて「目の前の一戦に集中して勝利を目指す。1つでも順位を上げて来季につながる戦いをしたい」と語り、トレーニングにも意欲的に臨んでいる。

 そのルヴァンカップ準々決勝では、大久保嘉人が川崎に一矢報いる貴重なゴールを挙げた。攻撃の起点として存在感を増す大久保嘉を中心に、さらなる攻撃力のアップに期待がかかる。

 またワールドカップ最終予選での出場機会はなかったが、日本代表の萩洋次郎がチームに復帰。バランスを図るために心強い材料となる。

【マイナス材料】
 ルヴァンカップ準々決勝では川崎相手に2戦合計スコア1−7と大敗を喫した。現在公式戦4連敗中。その4試合で10点を失っており、失点が止まらない。まずは守備面を立て直し、堅守をベースとした戦い方に立ち戻る必要性があるだろう。

 ただし、韓国代表のチャン・ヒョンスが、ワールドカップ最終予選中の負傷のために離脱を余儀なくされたことは大きな痛手。森重真人、室屋成に続き、ディフェンスラインに故障者が続く苦しい状況だ。

 特にルヴァンカップでは川崎にプレスをかわされ、ピッチ内での意思統一が図れず、自ら崩れてしまった。今節の対戦相手、C大阪もボール保持力に長けるため、連動したプレスを機能させられなければ苦戦を強いられるだろう。

文:totoONE編集部

■セレッソ大阪 “今季躍進の象徴”山村和也の復帰は大きい

【プラス材料】
 ルヴァンカップ準々決勝の浦和戦は、2試合合計スコア2−2ながら、アウェイゴール数で上回った。山口蛍、杉本健勇、キム・ジンヒョンといった日韓代表勢が不在のなか、クラブ史上初のベスト4入りを達成している。

 2試合で20人を起用し、まさに総力戦で勝ち上がっただけに、チームの雰囲気もいい。この流れをJ1リーグ戦にも生かし、4試合ぶりの勝利を狙う。けがからの復帰戦ながら、ルヴァンカップの準々決勝第2戦でフル出場を果たした山村和也の存在は明るい材料だ。攻守にマルチロールとして活躍する背番号24は、今季C大阪躍進の象徴であり、日本代表FW杉本との前線コンビの復活は心強い。

 さらに、前回のホームで行われたF東京戦でも活躍した松田陸、水沼宏太の意気込みも強い。古巣対決となる彼らの働きが期待される。

【マイナス材料】
 山口、杉本、キムの日韓代表勢は、ワールドカップアジア最終予選でサウジアラビアとウズベキスタンといったアウェイからの帰日。トレーニング全体メニューへの合流が直前となり、わずかな準備期間のなかで移動、試合というハードスケジュールとなる。彼らの出場の可否を含めて、尹晶煥監督の決断、采配がカギを握る。

 相手には古巣対決となる大久保嘉人をはじめ、攻撃のタレントが揃う。ルヴァンカップ準々決勝の第1戦で無失点を達成したものの、リーグ戦では10戦連続で失点中と守備にやや不安が残る。浦和との第2戦でも見せたように、2点をリードしながら複数失点を喫してばたつく場面もある。後半の戦い方、終盤の締めくくり方におけるチームマネジメントも課題と言える。

文:totoONE編集部

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