ブンデスデビューの女性主審に、独サッカー連盟会長も賛辞「見事な仕事ぶりだった」

ブンデスデビューの女性主審に、独サッカー連盟会長も賛辞「見事な仕事ぶりだった」

ブンデスリーガデビューを飾ったシュタインハウス審判員 [写真]=Bundesliga/DFL via Getty Images

 今シーズンから女性として初めて、ブンデスリーガの主審に任命されたビビアナ・シュタインハウス審判員が、10日に行われたブンデスリーガ第3節ヘルタ・ベルリンとブレーメンの一戦でデビュー戦を飾った。ドイツ誌『kicker』日本語版が報じている。

 試合後シュタインハウス審判員は「正直に言って、ほっとしました」とコメント。「いい形で舞台を準備していただき、楽しみながらできました」、「私たち審判団にとって重要なことは、試合が終わってその注目が審判に集まらないようにすることです。それがこの試合ではできたと思いますし、とても満足しています」と言葉を続けている。

 ドイツサッカー連盟(DFB)のラインハルト・グリンデル会長は「歴史的な瞬間に立ち会った」と述べ、「彼女自身にかなりのプレッシャーがかかっていたことを忘れてはいけない。それにもかかわらず、彼女は堂々と、正しいジャッジを下していた。見事な仕事ぶりだったよ」と賛辞を送っている。

 ブンデス2部でも10年にわたり主審を務めてきたシュタインハウス審判員。ブンデスリーガデビューとなった10日の試合では、特に終盤において2つの難しい判断を迫られる場面があった。一つ目は76分にヘルタのヴァレンティン・シュトッカーが、さらにその1分後にはヴェダド・イビシェヴィッチが、それぞれペナルティエリア内で倒されたシーン。前者についてはビデオ審判員のサポートを仰ぎ、2つ目は自ら判断する形で、どちらもヘルタ側にPKは与えられなかった。

 それでも試合後、ヘルタのパル・ダルダイ監督は「大きな敬意を表したい」と、このジャッジを称賛。「これほどあたりの激しいプレーが多かった試合にあって、上手くプレーを流すことができていた」と理由について説明し、「シュタインハウス審判員には称賛の言葉しかない。特に先制点の前の場面について、しっかりと試合を流してくれていた。経験の豊富さを物語っていると思うよ」と語った。

 さらにブレーメンのアレクサンダー・ヌーリ監督も「私は試合前から、性別の違いなど一切気にしないと話していたではないか。シュタインハウス審判員は、今日の試合でいい仕事をしていたと思う」と高く評価した。

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