ロシアのハッカーは脅威…イングランド、W杯に向けてセキュリティを強化

ロシアのハッカーは脅威…イングランド、W杯に向けてセキュリティを強化

今夏のコンフェデ杯でも使われるなど、タブレットの使用は急速に進んでいる [写真]=FIFA via Getty Images

 来年に迫ったロシアワールドカップでの情報流出に備えて、FA(イングランドサッカー協会)がセキュリティを強化しているようだ。イギリス紙『テレグラフ』が11日に伝えた。

 同紙によると、ロシアのハッカーがイングランド代表指揮官ガレス・サウスゲート監督が使用するツールにハッキングするのでは、という恐れから、FAが情報セキュリティに多額の投資を行っているという。サウスゲート監督や代表スタッフたちはノートパソコンやタブレットで戦術の管理などを行っており、万が一流出することがあれば試合に多大な影響が生じかねないとの危惧があるそうだ。

 ロシアからの脅威はすでに存在しており、先月にはハッキンググループ「Fancy Bears」が25選手のメディカルファイルをリーク。中には元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスや元オランダ代表FWディルク・カイト氏などのドーピングを示唆するものもあり、現在FIFAとFAが調査に乗り出しているという。

 また同紙によると、FAはセキュリティの強化だけでなく、代表選手たちにインターネット使用に関する厳しいルールを設ける準備をしているようだ。公衆Wi−Fiの利用禁止やSNSの使用に関して注意を促す方針だという。

 SNSとハッキングに関しては、先月バルセロナやレアル・マドリードの公式ツイッターアカウントが乗っ取り被害に遭っている。それぞれ「ようこそディ・マリア!」「ウェルカム、メッシ!」と偽の情報を発信されるなど、サッカー界からもSNSの脆弱性が指摘されている。

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