アセンシオは既に超一流? メッシ、C・ロナウドに続きISの標的に

アセンシオは既に超一流? メッシ、C・ロナウドに続きISの標的に

『IS』の標的となってしまったアセンシオ [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードでブレーク中のスペイン代表MFマルコ・アセンシオが、自身の意に反する形でフットボール界のスーパースターの仲間入りを果たしてしまった。

 2018 FIFAワールドカップ(W杯)の開催が来年夏に迫る中、ロシアで行われるこのスポーツ界最大のイベントを格好の標的とする『IS』が、ここに来て大会期間中ないし前後のテロを予告している。俗称『イスラム国』で知られるこのテロ組織は、フットボール界のスター選手を人質にとって殺害する画像を作成し、次々とSNS上に公開している。

 まずはバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシならびにパリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマール、次はレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。『IS』が真っ先に狙い撃ちしたのは、FIFA(国際サッカー連盟)による2017年のザ・ベスト(世界年間最優秀選手)の最終候補3名だった。また、W杯で優勝候補の一角に入ることが予想されるフランス代表のディディエ・デシャン監督もターゲットとなっている。

 そして、これらフットボール界の重鎮の次に狙われたのは、なんと若干21歳のアセンシオだった。背中側で手首を縛られ、拳銃を持った黒いマスク姿の兵士の前に跪かされたアセンシオの画像を公開した『IS』は、これら5人について「彼らは罰を受ける。なぜなら、アラーが約束したからだ。この約束が破られることはない」との不穏なメッセージを添えている。

 この手の『IS』の行為は断じて許されるべきではなく、自身の姿を悪用された人々にとっては迷惑以外の何事でもない。しかし、メッシ、ネイマール、C・ロナウドに続きターゲットにされたアセンシオにとっては、超一流として認知されている裏返しであると、幸か不幸か言えるだろう。

文=北村敦

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