チーム一丸となって戦い抜いたP.S.T.C.LONDRINA UM EXILE CUP 2018 関東大会1を制覇!

チーム一丸となって戦い抜いたP.S.T.C.LONDRINA UM EXILE CUP 2018 関東大会1を制覇!

P.S.T.C.LONDRINA UMが、EXILE CUP 2018 関東大会1で初優勝を果たした

 2010年にスタートし、今年で9回目を迎えた「EXILE CUP」が16日に開幕。「EXILE CUP 2018」の予選は関東大会1からスタートした。

「EXILE CUP」は小学校4年生から6年生を対象としたフットサル大会。北海道、東北、北信越、東海、中国、四国、九州の7地区に加え、関東と関西、九州は各2会場に分かれ、9地区12会場で予選大会が開催。各会場の優勝チームが9月に愛媛県今治市で行われる決勝大会に進出する。

 予選12会場の先頭を切って行われた関東大会1では、鹿島アントラーズのホームスタジアムである茨城県立カシマサッカースタジアムに関東各地から51チームが集結。雨が落ち季節外れの肌寒さを感じる中、熱戦が繰り広げられた。大会には、「EXILE CUP」のスペシャルサポーターを務めるEXILEの?SAさん、DreamのAyaさん、Happinessの川本璃さんが登場。?SAさんは「あいにくの天気ですが、雨だからこそ熱くなるプレーを見せて、みんなで力を合わせて頑張ってください」と熱い言葉を送り激励した。

 その後、?SAさんが考案した「EXダンス体操」でウォーミングアップ。選手たちがリズムに合わせて楽しそうに動いて体をほぐすと、いよいよ予選リーグの幕が開けた。



 予選リーグは、カシマスタジアム横の卜伝の郷運動公園で、4チームずつ13ブロックに分かれて実施。各ブロックの1位の13チームと各ブロック2位の内、上位3チームが決勝トーナメントに進出する。雨が強くなり、時折強い風が吹く中、各コートで熱い試合が繰り広げられた。

 予選リーグでは、過去の大会で好成績を残しているチームが注目を集めた。Lブロックでは、昨年の関東大会1で準優勝を果たしたBOA SPORTS CLUB(東京)と同大会で決勝トーナメントに進出した息栖SSS(茨城)が予選で対決。息栖SSSは初戦でBOA SPORTS CLUBとの直接対決を2−0で制すと、続く2試合でも3−1、5−0で勝利を収め、首位で予選を通過。BOA SPORTS CLUBも2勝1敗でワイルドカード(各ブロック2位の成績上位3チーム)で決勝トーナメント進出の切符を手にした。

 昨年の同大会で決勝に進出した古千谷Football Club(東京)は、Bブロックでテンポのいいパス回しを見せて相手を圧倒。Iブロックでは昨年の関東大会2で3位となったダイナモ川越東FC(埼玉)が、ミドルパスを駆使して効率よく得点を重ね、それぞれ3戦全勝で予選を通過した。さらに“ホーム”での戦いとなった鹿島アントラーズフットサルコース(茨城)、鹿島アントラーズスクール選抜(茨城)もそれぞれ無敗で予選を切り抜け、実績のあるチームが勝ち上がった。

 ハイレベルなチームがそろう決勝トーナメントは、カシマサッカースタジアムで行われ、予選リーグと違う緊張感が会場を包んだ。大差がつくゲームはほとんど見られず、1回戦から3試合がPK戦に突入する展開に。その中でも目を引いたのは、Hブロックを23得点1失点で勝ち抜いたP.S.T.C.LONDRINA SF UM(神奈川)。決勝トーナメントに入っても、フットサルチームらしい個々の技術の高さと見事な連携を披露し、鹿島アントラーズスクール選抜に2−0、鹿島アントラーズフットサルコースに3−0、ダイナモ川越東FCに4−1と攻守に安定感を見せ、決勝へ駒を進めた。

 拮抗したゲームが続く中、細かいパス回しで勝ち上がってきたのはEC FUJIMINO(埼玉)。キックイン時のサインプレーで相手を翻弄し、決勝トーナメントでカワイSC(千葉)に6−0、F-GOLAZO@TH(埼玉)に3−2、鉾田SSS(茨城)に3−1で勝利し、決勝進出を果たした。



 決勝では、緊張感のある激しい攻防が見られた。お互いにボールをつなぎながら主導権を握ろうとする中、先制点を奪ったのはP.S.T.C.LONDRINA UMだ。国立拓通君がパスに抜け出して、GKとの一対一を冷静に沈めて先制点を奪う。

 1点リードされたEC FUJIMINOは、CKでゴール前に入れたボールが相手にあたってゴールネットを揺らし、前半のうちに追いついたが、P.S.T.C.LONDRINA UMの国立君が再びゴールを決めて勝ち越しに成功。前半を2−1で折り返した。

 後半の立ち上がりに口輪野陸瑠君がゴールを挙げて、P.S.T.C.LONDRINA UMがリードを広げる。キックイン時のサインプレーからゴールを狙うEC FUJIMINOは終了間際に1点を返し、猛攻を仕掛けたが、集中した守備を見せたP.S.T.C.LONDRINA UMが3−2で逃げ切り、初優勝を果たした。

 大会初優勝を果たしたP.S.T.C.LONDRINA UMの富永監督は、「予選リーグはパッとしなかったのですが、カシマスタジアムに入ってからチームの雰囲気がガラッと変わって、今まで以上の力を出してくれました」と大会を振り返った。

 大会前には「まずは楽しもうと。勝てば勝つほどいい経験ができますが、勝つことがすべてではないので、楽しみつつ勝って、いい経験を積もう」と声をかけたという。

 前半と後半でメンバーをほぼ全員交代するシーンも目にした。「戦術的な交代ではなくて、経験のためですね。普段はメンバーを変えるとちょっと落ちちゃうところがあったのですが、今日はよく頑張ってくれて、そんなに落ちることはなかったです」と大会前のテーマどおりの采配だったという。

 キャプテンの勝又陵瑛君は、「いつも以上にチームが一丸となって、協力してできました。声も出ていて気合も入っていたし、一人ひとりが頑張っていたおかげで自分もいいプレーをすることができました。」と振り返り、チームの強みを「チーム全員の仲が良いので、励ましあったり厳しいことも言うことができる」と語った。

 試合中、ベンチから厳しい声が飛ぶこともあったが、試合終了後には「ナイスプレー」などの声をかけていたのが印象的だった。チーム一丸となって掴んだ初優勝。全国大会でもチーム全員で戦う姿を見せてくれるだろう。

文=遠藤 翼 写真=野口岳彦

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