セネガル戦で2得点に絡んだ乾貴士、スペイン紙も絶賛「イスコのような…」

セネガル戦で2得点に絡んだ乾貴士、スペイン紙も絶賛「イスコのような…」

スペイン各紙から称賛された乾貴士 [写真]=Getty Images

 24日に行われた2018 FIFAワールドカップ ロシア・グループHの第2節、白星発進した日本代表とセネガル代表による一戦は、両者譲らず2−2のドローで幕を閉じた。この結果、日本もコロンビアも、最終節で引き分け以上の結果を残せば決勝トーナメントに進出する状況となった。

 2度に渡ってセネガルにリードを許したものの、その都度追い付いて勝ち点1を獲得した日本。34分には鮮やかなシュートを決め、78分にはMF本田圭佑のゴールをアシストしたMF乾貴士を、クラブでプレーしているスペインのメディアも絶賛している。

 同国を代表するスポーツ紙『アス』は、「イヌイが日本を牽引」との見出しを掲げながら、この試合を観戦した高円宮妃久子さまをも魅了したプレーを手放しで褒め称えた。

「イヌイは日本代表を引っ張った。セネガル代表を上回る推進力を見せ、興味深い一戦をドローに持ち込んだ。とりわけ1点目はイスコのような美しい曲線のゴラッソだった。貴賓席の高円宮妃までもが拍手したこのゴールが、ビハインドを背負った日本に信じる力を与えた」

 同紙はまた、2015年夏にフランクフルトから加入したエイバルでレギュラーを掴み、今夏の移籍市場でベティスへ加入した乾の、新天地での活躍に大きな期待を寄せた。

「エイバルは何と素晴らしい眼力を持っているのだろうか? ベティスは何と素晴らしい選手を獲得したのだろうか? 華麗で派手なフットボールに慣れたベニート・ビジャマリン(ベティスの本拠地)のスタンドを、イヌイがどのように楽しませてくれるのか待ち遠しい」

 また、ベティスの地元紙『ディアリオ・デ・セビージャ』も、「ヴェルディ・ブランコ(緑と白/ベティスの愛称)の新戦力が1ゴール・1アシスト」とのタイトルをもって、日本の攻撃陣を牽引する乾に賛辞を贈った。

「イヌイは素晴らしいW杯を送っている。日本とセネガルが好勝負を演じたこの日の試合でも主役の座に納まった。ベティスのこの夏最初の補強選手は、素晴らしいゴールを決めたうえ、ホンダにもアシストを送った。それ以外にもクロスバー直撃の惜しいシュートを放つなど、セネガルに大きな脅威を与えた」

 この試合で最も分かりやすい形で目立ったのは乾だが、1点目の起点となった正確なロングフィードを筆頭に長短のパスで試合を組み立てたMF柴崎岳(ヘタフェ)の仕事ぶりも見逃せない日本。ポーランド代表と対戦する28日の第3節でもリーガ・エスパニョーラのコンビが輝けば、2大会ぶりの決勝トーナメント進出を果たせるはずだ。

文=北村敦

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