16歳でプロ契約、そして銀河系軍団へ…ヴィニシウス・ジュニオールの華麗なる経歴

16歳でプロ契約、そして銀河系軍団へ…ヴィニシウス・ジュニオールの華麗なる経歴

今夏レアルの一員となったヴィニシウス・ジュニオール [写真]=Getty Images

 今夏レアル・マドリードに加入したブラジル人FWヴィニシウス・ジュニオール。ブラジルメディアが『宝石』や『神童』と称賛し、今シーズンから銀河系軍団の一員となった次世代スターは一体どんな選手なのか。これまでの経歴とプレースタイルを紹介する。

16歳でプロ契約を締結! 争奪戦の末にレアル・マドリードへ

 2000年7月12日、リオ・デ・ジャネイロ州のサンゴンサロで誕生。2006年に名門・フラメンゴのスクールでサッカーを始め、当時は左サイドバックを務めていた。その後はフットサルも経験し、2010年にフラメンゴの育成組織に入団。加入から間もなくその才能が開花し、「将来のフラメンゴを背負うエース」として注目を浴び始める。次々に飛び級昇格を果たすと、ヴィニシウスの名は瞬く間に広がり、欧州のビッグクラブがこぞって関心を示すように。そして2017年5月、16歳の若さでフラメンゴとプロ契約を結んだ。

 プロ契約締結直後の5月13日、ブラジル全国選手権第1節アトレチコ・ミネイロ戦でプロデビューを飾る。欧州移籍の噂が絶えない中、「給料の再調整と海外クラブからの違約金の再設定」を目的とし、プロデビューから3日後の16日にフラメンゴとの契約を延長。そして迎えた5月24日、争奪戦を制したレアル・マドリードが2018年7月からの移籍加入で合意したことを発表した。なお、移籍金は16歳の選手としては破格の約57億円と報道されている。

 FIFAの規定により18歳以上でないとスペインでプレーできないため、ヴィニシウスは引き続きフラメンゴでプレー。プロ初年度はブラジル全国選手権で25試合に出場し、3得点1アシストを記録した。今季は6月14日の第12節限りでチームを離れたが、全12試合ですでに昨季越えの4得点3アシスト。プロ2年目で着実に成長を遂げている。

攻撃センスは抜群! 全てを兼ね備えた天才アタッカー

「テクニック、スピード、突破力と高い得点能力を兼ね備えている」。レアル・マドリードはヴィニシウス獲得時、若き天才FWのプレースタイルをこう紹介した。

 ヴィニシウスはストライカーではなく、アタッカータイプの選手。フラメンゴでは主に左サイドでプレーしてきたが、右サイドもこなすことができる。最大の武器は一瞬のスピードだ。1対1には絶対的な自信を持っており、巧みなテクニックとシュート技術も兼備する。このプレースタイルから、ブラジルメディアでは『新たなネイマール』と称されることもしばしば。ただ、ネイマールのような“しなやかさ”はあまりなく、“力強い”という言葉の方が似合う。

 レアル・マドリードは今夏、クリスティアーノ・ロナウドがユヴェントスへ移籍。6年連続チャンピオンズリーグ得点王の代役とまではいかないだろうが、インターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)でその実力の片鱗は見せており、今シーズン間違いなく出番は訪れるだろう。

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