栃木のネイツ・ペチュニク、家庭の事情で退団…今季J2で22試合出場

栃木のネイツ・ペチュニク、家庭の事情で退団…今季J2で22試合出場

昨季途中から栃木でプレーしていたネイツ・ペチュニク [写真]=Getty Images

 栃木SCは12日、元スロヴェニア代表FWネイツ・ペチュニクが、家庭の事情により退団することが決まったと発表した。同選手は11日に帰国している。

 ネイツ・ペチュニクは1986年生まれの32歳。チェコやポルトガル、ロシア、イングランドのクラブを渡り歩いた。2009年からはスロヴェニア代表にも名を連ね、2010 FIFAワールドカップ 南アフリカにも出場している。

 そして同選手は2015年、セルビアのレッドスター・ベオグラードからジェフユナイテッド千葉へ移籍した。同年は明治安田生命J2リーグで39試合に出場して14ゴールを記録。翌2016年に大宮アルディージャへ移籍し、同シーズンは明治安田生命J1リーグで21試合出場6得点を記録。昨年7月に栃木へ完全移籍で加入し、明治安田生命J3リーグで12試合出場6得点を記録し、J2復帰に貢献した。

 今季は明治安田生命J2リーグで22試合出場2得点を記録していたネイツ・ペチュニク。キャリア通算では、明治安田生命J1リーグで27試合出場1得点、明治安田生命J2リーグで61試合出場2得点、明治安田生命J3リーグで12試合出場6得点を記録している。

 退団にあたり、ネイツ・ペチュニクは栃木の公式HPにて以下のようにメッセージを寄せている。

「この度、家庭の事情によりスロベニアへ帰国することとなりました。サポーターの皆さんに直接お会いして挨拶することができなくて申し訳ありません。昨年末、皆さんと共にJ2昇格を成し遂げたことは、素晴らしい思い出になりました。私はチームを離れますが、栃木SCのさらなる成功と幸運を祈り続けます。本当にありがとうございました」

 また、代表取締役社長の橋本大輔氏は以下のようにコメントしている。

「日頃から栃木サッカークラブを応援していただきありがとうございます。この度ネイツ・ペチュニク選手退団のリリースを知り多くの方が驚かれたことと思います。私もこの話を聞いたときは皆さんと同じでした。2017シーズン、昇格を目指しリーグ戦を戦っている中でネイツ・ペチュニク選手に声をかけさせていただきました。正直、我々は彼のキャリアを考えると栃木への移籍は難しいと思っていましたが、我々の話を真摯に受け止め、そして理解し、クラブの力になってくれることを決断してくれました。その結果、クラブは終盤にかけて優勝争い、そして昇格を決めることができました」

「この昇格に関して言えば監督をはじめとする選手、サポーターの皆さんをはじめ、地域の方達、そしてクラブに関わる多くの方達と共に勝ち取った結果だと思っておりますが、ネイツ・ペチュニク選手の貢献は大変大きなものだったと思っています。シーズン終盤で私がクラブハウスに訪れた時に、ロッカールームで彼から『こんなところに来て心配しなくても大丈夫、必ずチームを昇格させるから信じてくれ』と話してくれたことは私個人の人生において大変思い出深いひと言でした」

「今回退団ということになりますが、彼の考えを尊重しクラブとしてしっかり送り出したいと結論を出しました。彼が日本に来てから、千葉、大宮、栃木とたくさんの方が彼のファンとなって日本でのプレーを応援してくれたことと思います。日本で最後の所属クラブの代表として、彼を支えてくれた多くの方達に御礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございます」

「彼がまた一歩新たな人生を歩んだと同時に、我々もkeep moving forwardの哲学を持って前に進みたいと思っています。 これからのネイツ・ペチュニク選手、そして彼のご家族の幸せを多くの方達と願うことができれば幸いです」

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