【仙台vsG大阪プレビュー】仙台は二桁得点に到達した西村が絶好調…G大阪は新戦力の渡邉に期待と信頼を寄せる

【仙台vsG大阪プレビュー】仙台は二桁得点に到達した西村が絶好調…G大阪は新戦力の渡邉に期待と信頼を寄せる

仙台の若きストライカー・西村は、既に今季10点目をマークしている [写真]=Getty Images

■ベガルタ仙台 待望のホーム戦白星、勢いのまま今季初の3連勝へ



【プラス材料】
 仙台は前節の湘南戦を4−1で大勝し、今季2度目となる連勝を達成。しかも、リーグ第5節以来となるホームゲーム白星を挙げた。勢いのつく結果を出せたことが最大のプラス材料だ。次もホームでできることを追い風にして、今季初の3連勝を狙う。

 攻守のバランスが整ってきたなか、攻撃力が磨かれていることも大きい。3試合連続で複数得点を記録しており、前節は関口訓充の仙台復帰後初得点やハーフナー・マイクの加入後初ゴールも飛び出した。ゴールパターンも増えている。

 とりわけ、西村拓真の好調さが目を引く。前節は2試合連続ゴールで、ついに今季10点目をマークした。若きストライカーの頼もしさも、今節以降に向けた大きなプラスだ。

【マイナス材料】
 仙台は2012年リーグ第28節以来、G大阪に勝てていない。昨季もリーグ戦では1分1敗で、今季も苦境にあえぐ相手に第12節で0−1の黒星。相性の悪さを払拭したいところだ。

 連勝のなかでも、立ち上がりの時間帯で相手にペースを握られているのも気になるところ。我慢して耐えられればいいし、前節のように先制されてもすぐに取り返せていれば問題はないのだが、3試合連続で勝てなかった時期(第18節から20節)は立ち上がりの動きの鈍さが結果に響いただけに、改善できなければマイナス要素として残る。

 また、短い間隔での試合が続くことで、体力面での不安も残る。仙台は野津田岳人ら複数人の主力選手がけがで離脱していて、先発を回せる人数は多くない。うまくやりくりして、この過密日程を乗り切らなければならない。

文:totoONE編集部

■ガンバ大阪 前節は土壇場で引き分け、終盤の試合運びは改善が必須



【プラス材料】
 “宮本ガンバ”での初勝利を挙げたFC東京戦に続き、連勝を目指した前節の札幌戦だったが、先制点を守りきれず引き分けに終わったG大阪。勝ち点1〜2差で14位までがせめぎ合う状況とはいえ最下位に転落した。ただ、内容的には決して後退は感じられない。それを証明するためにも、新体制でのアウェイ戦初勝利を掴みたい。

 注目は今節から出場が可能になった渡邉千真。13日に移籍が発表され、14日に合流してからまだ日は浅いが、32歳のベテラン、しかも移籍も初めてではないと考えれば心配はない。宮本恒靖監督も「ボールも収まるし、ペナルティエリア内での強さ、決定力、点を取る形を持っているFW」と信頼を寄せる。本人も新天地での活躍を強く胸に誓っており、真価のほどはピッチで示してくれることだろう。

【マイナス材料】
 気になるのが終盤の失点だ。磐田、FC東京、そして前節の札幌戦と、試合終盤に食らう失点がダメージを与えているのは一目瞭然だろう。唯一、FC東京戦は逆転勝利に持ち込めたものの、リードしている展開で試合終盤に食らう失点のダメージを考えれば、また、そこで失点なく締めくくれるチームになっていかないと勝ち点は引き寄せられない。試合の進め方、共通理解を今一度統一する必要はあるだろう。

 また、途中出場でピッチに立つ選手にいま一つ元気がないのも気になるところ。過去を振り返っても、チームが好調をきたしていた際は必ずと言っていいほど、控えメンバーの“勢い”が力を与えてきたはずだ。藤春廣輝や今野泰幸ら、けが人が徐々に復帰し、層の厚みが見られつつある今だからこそ、控えメンバーの後押しを期待している。

文:totoONE編集部

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