【清水vs浦和プレビュー】清水はフレイレ&立田の欠場で守備面に不安…浦和は清水戦で2013年から6勝2分と8戦無敗

【清水vs浦和プレビュー】清水はフレイレ&立田の欠場で守備面に不安…浦和は清水戦で2013年から6勝2分と8戦無敗

けがから復帰していきなりゴールを挙げた清水のクリスラン。ドウグラスとの2トップが実現するかもしれない [写真]=Getty Images

■清水エスパルス クリスラン&ドウグラスの2トップが実現する可能性も



【プラス材料】
 クリスランがけがから復帰してさっそくゴールを決めたことは大きなプラス。脳震とうで前節のC大阪戦を休んだドウグラスが今節で先発できるかどうかは微妙だが、その穴を埋める幅広い働きができていた。今節では、時間限定かもしれないがクリスラン、ドウグラスの2トップが初めて実現する可能性もある。

 チーム状況については、C大阪戦でも、守りを固めてショートカウンターを狙うだけでなく、自分たちがボールを保持して攻める時間も作り、ミス絡みで先制点を取られたがすぐに取り返し、C大阪よりも多くのチャンスを作っていた。ヤン・ヨンソン監督も「60分までは良いプレーができていた」と言う。先に2点目を取れていれば、結果が逆になっていた可能性も高いので、今節でも「自分たちの戦い方を貫くだけ」という姿勢で臨めるだろう。

【マイナス材料】
 リーグ再開後は、3連勝の後で3連敗。プレー内容に対する手応えは維持できているが、失点が増えて勝ち点を取れなくなっているのはマイナス材料だ。C大阪戦では、アジア大会に参加しているU−21代表・立田悠悟に代わって飯田貴敬が右サイドバックに入り(6試合ぶりの先発)、攻撃面ではまずまずの働きを見せたが、先制点を奪われた場面ではマークが甘くなった。

 さらに今節は、累積警告でフレイレが出場停止となるため、4バックのうち2人が前々節までと異なる顔ぶれになり、連動という面でも不安要素がある。チームとして興梠慎三のようなオフ・ザ・ボールの動きに優れたFWを苦手とする傾向もある。

 攻撃面では、好調だった北川航也の当たりが止まっているのが気になる。C大阪戦では3度あった好機でどれもシュートを枠内に飛ばすことができなかった。

文:totoONE編集部

■浦和レッズ 前節の磐田戦はポジティブな要素しかない完勝



【プラス材料】
 リーグ前節の磐田戦では、守備を固める相手を流れの中から崩して3点を奪った上に、ゴールが止まっていたセットプレーからも1点を奪った。出場停止だったマウリシオの穴はベテラン阿部勇樹が完璧に埋め、疲れの見えたルーキー橋岡大樹を休ませた代わりに出場の森脇良太は高い技術を見せた。さらに交代出場では長澤和輝が負傷から復帰し、もう1人のルーキー荻原拓也は持ち前のスピードでアシストをマーク。さらに無失点で終え、ポジティブな要素しかないと言えるほどの試合だった。

 その勢いで迎える清水戦は、2013年8月から8戦して6勝2分と相性が良い。昨季も8月の対戦が敵地で2−1の勝利とデータの上でも非の打ち所がない。4位以下が混戦の状況で、上位進出を果たすためには勝ち点3を奪い取るべきゲームだ。

【マイナス材料】
 ネガティブな要素を探す方が難しい状況にあるが、守備を固められてなかなかゴールを奪えない時間が長くなると、カウンターを食らうというのが典型的な負けパターンだ。磐田戦も前半の終盤になるとピンチが増加しただけに、押し込みながらゴールがない時間が前半30分を越えると危険信号だと言える。

 また、今季の全体を見れば勢いに乗れそうな状況で勝ち点を落としているからこそ今の順位にいるのは事実だ。その悪癖を出すようなことがあれば、上位進出の機運は一気に削がれてしまうだろう。出場停止のマウリシオや橋岡が前節に休めたとはいえ、3連戦の厳しい日程なのは事実。コンディショニングに失敗するようなことがあれば、全ての好材料は消し飛んでしまうだけに、中3日の過ごし方がポイントだと言えそうだ。

文:totoONE編集部

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