【湘南vs神戸プレビュー】湘南は連敗を止めることができるか…神戸はイニエスタ&ポドルスキコンビが機能

【湘南vs神戸プレビュー】湘南は連敗を止めることができるか…神戸はイニエスタ&ポドルスキコンビが機能

イニエスタ&ポドルスキのホットラインも、相互理解が深まったことで切れ味が増している [写真]=Getty Images

■湘南ベルマーレ 内容に結果が追いついていないが、数多くの決定機を創出



【プラス材料】
 リーグ前々節の横浜FM戦を0−1、前節の仙台戦を1−4で落とし、2連敗を喫している。ただ、試合内容に目を向けると、必ずしも全てが否定されるものではなく、むしろポジティブな面が記憶に残る。

 横浜FM戦では相手と互角以上の決定機を作り、仙台戦でも立ち上がりからゴールに迫った。もちろん背景には相手の堅守があり、対してネットを揺らせなかった事実とは向き合わねばならないが、攻撃的な戦いを志向するなかで、システムのバリエーションや選手個々の特長とともに、ゴールへ向かう道筋は多彩に深められている。

 神戸を本拠地に迎えた4月のルヴァン杯では0−3と苦杯をなめている。ホーム戦で、同じ相手に2度負けるわけにはいかない。前節までの連敗も発奮材料として、内容に結果が追いついていない現状を打破したい。

【マイナス材料】
 前節の仙台戦では素晴らしい立ち上がりから先取点を挙げたもののすぐに追いつかれ、その後も追加点を奪われて今季最多タイの4失点で逆転負けを喫した。先制して敗れたのは今季初めてのことだ。

 今節迎える神戸との過去通算対戦成績は、9勝7分6敗と湘南がリードしている。3−0の快勝を収めた先月の対戦も記憶に新しい。ただ、逆に言えばそれだけ相手は心してかかってくるだろう。前回対戦でJリーグデビューを果たしたアンドレス・イニエスタは尻上がりにコンディションを上げているし、ルヴァン杯を含めて湘南との今季3度の対戦では出場のなかったルーカス・ポドルスキも復帰しており、明らかに攻撃の迫力は増している。

 振り返れば、横浜FM戦、仙台戦ともに一瞬の隙が失点につながっている。相手を勢いづけるミスを修正できなければ、ワールドクラスが居並ぶ相手に屈することとなる。

文:隈元大吾

■ヴィッセル神戸 イニエスタが2試合連続弾、ポドルスキとの連携も向上



【プラス材料】
 リーグ前節は首位・広島と堂々とわたり合い、1−1で勝ち点1を積み上げた。吉田孝行監督が「この引き分けをポジティブに捉えたい」とコメントしているように、内容的にも悪くはなかった。

 また、広島戦ではアンドレス・イニエスタが2試合連続となるゴールも決めた。この2試合ではフル出場も果たし、本人からは「コンディションは良いと考えています。試合に出場していくことでコンディションはもっと良くなります」という心強い言葉も飛び出した。

 ルーカス・ポドルスキとイニエスタのコンビネーションも、試合を重ねるごとに高まっている。さらに左サイドバックのティーラトンも積極的な攻撃参加を繰り返すなど好調を維持。攻撃に関してはバリエーションも増え、切れ味が増している。

【マイナス材料】
 前節の広島戦でアンカーを務めた藤田直之、ゴールゲッターのウェリントンがイエローカードを受け、今節の湘南戦には警告累積で出場停止。攻守の要と、前線のターゲットを同時に失った点は痛い。

 また、前々節の磐田戦でJ1初ゴールを決めた古橋亨悟だが、広島戦ではシュート0本と思うようなプレーができず。「今日は良かったけど、次はダメといった波をなくさないといけない」と古橋自身も反省を口にしている。攻撃面では相手チームによるイニエスタとポドルスキの分析が進むなかで、周りの出来が勝敗を分けそうだ。

 守備面では、首位の広島を1失点に抑えたが、相手のシュートミスに助けられた部分もある。渡部博文のボールロストからカウンターで決定機を作られた場面もあり、イージーミスの削減が課題だろう。

文:totoONE編集部

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